俳優の要潤（38）が12日、都内で開かれた『ボストン美術館展 芸術×力』記者発表会に出席。展覧会オフィシャルサポーターに就任した要は、自身も油絵に挑戦し始めたと明かしたほか、絵画の楽しみ方などを説明し“美術愛好家”の一面を見せた。

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　最近力を入れていることを問われ、要は「僕もスケッチ程度の絵を描いている。今、油絵にちょっと挑戦しだした。それをこれから力を入れてやりたいなと思っている」とにっこり。何を描くのか質問が及ぶと、「風景画であったり、人物画であったり、その時に『いいな』と思ったものを写真に収めて、それを絵にしている。人物画は家族や友達を書いたりする」とし、作品作りを気軽に楽しんでいると語った。

　また、美術館の楽しみ方は絵画との“距離間”を大切にしているという。「まずは引いたところから見て、どんどん近づいて詳細を見ていく。画家の方は薄いところから色を塗っていくと聞いたことがある。引いて見ると濃い色が目に入る。近づいていくにつれて色の薄い部分、細かく塗られた部分を見ていく楽しみ方があると思う」と“ツウ”な鑑賞法を紹介した。

　世界有数の幅の広さと質の高いコレクションを誇るボストン美術館。同館の設立150周年という記念すべき年に開催される本展では、貴重なコレクションの中から「芸術と力」に焦点を当てたおよそ60点を展示する。東京・上野の東京都美術館で来年4月16日〜7月5日まで開催。作品の見所などを紹介する「オモテガイド」は声優の鈴木健一、名品に隠された権力者のエピソードを語る「ウラガイド」には声優の櫻井孝宏が担当すると発表された。