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まさかの作家引退…実写『サザエさん』伊佐坂先生役に浅野和之

 俳優の浅野和之(65)が11月24日放送のフジテレビ開局60周年記念 アニメ『サザエさん』放送50周年記念スペシャルドラマ企画『磯野家の人々〜20年後のサザエさん〜』(後8:00)で、70代になった20年後の“伊佐坂先生”こと伊佐坂難物を演じることがわかった。

『磯野家の人々〜20年後のサザエさん〜』伊佐坂先生(伊佐坂難物)役の浅野和之(C)フジテレビ

『磯野家の人々〜20年後のサザエさん〜』伊佐坂先生(伊佐坂難物)役の浅野和之(C)フジテレビ

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 今年10月にアニメ放送50周年を迎えた『サザエさん』の一度も描かれたことのない20年後を天海祐希主演によりオリジナルストーリーで送る同ドラマ。磯野家の面々はサザエを天海祐希、マスオを西島秀俊、カツオを濱田岳、ワカメを松岡茉優、タラオを成田凌、波平を伊武雅刀、フネを市毛良枝が演じる。その他、穴子役に小手伸也、ノリスケ役に八嶋智人、ワカメの彼氏・貝塚タケシ役に中林大樹、イクラ役に稲葉友ら豪華なキャストがそろっている。

 伊佐坂先生といえば、磯野家の隣に居を構え、職業は小説家。デビューから一貫して恋愛小説を書き続け、数々のベストセラーを世に送り出す。締め切り間際にならないと仕事にかからない癖は20年経っても直らず、それどころか最近は、大型チェーン店の出店でスッカリ閑古鳥が鳴いている“あさひが丘商店街”を盛り上げるため、小説家よりも商店街の盆踊り大会の実行委員に精を出している。ただ、実は遅筆ながら書き進めている原稿があり、それは自身初となる家族小説で、さらにこの小説を最後に、小説家を引退することも決意していた。

 まさかの“伊佐坂先生、絶筆”となる20年後を演じることとなった浅野。伊佐坂役のオファーをした渡辺恒也(企画・プロデュース)は、その理由を「変わらないでいてほしいと思うことに反して、時の流れは驚くほど早く流れることもあります。そんな変わりゆく町やそこに住む人々の姿を見て、静かに作家の引退を心に決めた伊佐坂先生の悲哀を、重くなりすぎず“軽やかに”表現できる方に演じてもらいたいと思い、浅野さんが頭に浮かびました。髪の毛はアニメとちょっと違いますが、浅野さんの持ち味を生かすためにご本人そのままのヘアスタイルを生かすことにしました(笑)」と明かした。

 オファーを受けた浅野は「子供の頃、家族で回し読みして楽しんでいた、あのサザエさんに出演できるなどとは、思いもよらなかった事でした!!」と喜び、「やはり20年後のサザエさん一家が見られるなんて、想像した方は居るとは思いますが、それが実際に見られる事が見所であります!!」とアピールしている。

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