Amazon Prime Video製作の人気リアリティーショー『バチェラー・ジャパン』シーズン3。成功を収めた1人の独身男性=バチェラーの唯一のパートナーの座を勝ち取るため、性格もバックグラウンドも異なる20人の女性たちが競い合う、やらせなし、台本なしのリアリティー番組として現在、エピソード6まで配信されている。三代目バチェラーは兵庫・神戸出身の青年実業家・友永真也氏（31）。前回エピソード5ではこれまで3回にわたって送られてきたグアムでのデートが完結。ORICON NEWSでは6人の女性が参加したエピソード6をプレイバックする。

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　舞台は前回のグアムから日本の静岡へ。友永さんにとって思い出の地だというこの場所でデートが始まる。ここまでに残った女性たち、DJ・中川友里（29）さん、シングルマザーのモデル・田尻夏樹（30）さん、ブドウ農家・岩間恵（25）さん。広告代理店広報の野原遥（28）さん、元北新地のホステス・水田あゆみ（30）さん、IT企業勤務・濱崎麻莉亜（22）さんらがキャンプ場にやってくる。

　最初は初の2ショットデートとなる田尻さん。スキンシップ攻撃を繰り返してきた田尻さんだが実は18歳で出産し、現在12歳になるお子さんの存在を友永さんにまだ告白できていない。SL機関車に乗り込む2人。はじめは向かい合って座り、将来の家族像を話し、和やかなムードが流れる。恋愛観の話では、友永さんは理想のタイプについて「なんでも言える人、気を遣わない人…信じられるな、と思える人」と挙げる。機関車を降りると「本音で喋れる場所へ」と友永さんが田尻さんを連れて向かったのは露天風呂だった。

　タオルを巻いた田尻さんの色っぽい姿に「温泉似合うな…」とメロメロの友永さん。しかし以前、グアムでのハンモックで身体を密着させた田尻さんが「仲良くならなきゃいけないのかなと思った」と意図を明かすと友永さんは「正直、男としてはうれしいけどそれは未来の奥さん像となったら違うのかなって。でもきょうのSLとかだったら、そんなの一切なくて、やっぱり素はそっちやんって」とボディタッチ抜きの田尻さんに好印象を抱いたことを告白。友永さんの結婚相手の条件が「信頼できる相手」であることから、「信用できる行動をしないといけない」「まだまだ旅を一緒に続けたい」と友永さんの手をとると…。

　ようやく「18歳のときに結婚していて、1年足らずで離婚してしまって。そのときに男の子を出産しています」とついにカミングアウトした田尻さん。「お母さんなの？」とその瞬間は目を丸くして驚く友永さんだったが、しっかり手を握ったまま、田尻さんへの子どもへの想いを真剣な眼差しで聞き、「お母さんの覚悟は生半可なものじゃないねんな。母の強さ」と勇気ある告白を受け入れる。そして露天風呂からあがると、その場に挿してあったローズをすばやく手渡す。田尻さんは「勇気を持って伝えたからこそ、このローズは最高にうれしいです」と笑顔。そしてローズを手に帰ってきた田尻さんは、残る女性たちにも自らの秘密を明かすのだった。

■「どういう好きなんだろう」“お気に入り”女性の本音に戸惑い「距離を感じた」

　朝、女性たちのもとに進行役の坂東工がやってきて複数人でのグループデートへ中川さん、岩間さん、濱崎さんを呼び出す。富士山の見える草原で待つ女性たちのもとに、馬に乗った友永さんがやってくる。女性たちが乗馬するのを手助けする友永さんは、岩間さんの後ろに跨（またが）る。久々の至近距離に照れる岩間さん。馬を降り、友永さんは岩間さんを2ショットタイムへと誘う。富士山を臨む原っぱに座ってのピクニックでは、手を握りながらお互いが夢に出たことを明かして笑い合う2人。

　初回の第一印象で一番良かった人に渡される“ファーストインプレッションローズ”を受け取り最初に2ショットデートに行ったことで“お気に入り”枠と思われていた岩間さん。しかし、「俺のことをどう思う？」といきなり聞かれ、「（自分は友永さんに対して）どういう好きなんだろう、って模索している時があった」と戸惑う岩間さんは「真也さんはどう思っているかわからないから、どうなんだろうなって…」と続け、友永さんを動揺させる。岩間さんは最初に2ショットデートをしたきりで、2人きりの時間を今まで持てていなかったことから「どう答えればいいのかわからなかった」とインタビューに向けて話し、友永さんは「距離を感じた」と温度差が浮き彫りとなってしまう。

　そんな2人の会話を聞くことは出来ず、近くからみていた濱崎さんと中川さん。特にヤキモチを妬いていた中川さんがその後の2ショットデートに誘われる。向かったのは森のなかのテント。友永さんから目を瞑るように促された中川さんが目を開くと、そこには満天の星が映し出される。（※デート中には明かされていないがこの星空は中川さんが生まれた日当日の空を再現したもの）。手をつないだまま寝そべり「本当は数学ができたら理系に行きたかった」と話す中川さん。天真爛漫でマイペースとギャップある姿に友永さんも心惹かれていく。

　以前の2オン1デート（2人の女性とのデートの後、一人が残留し一人が脱落する）について「なんで私が選ばれたんだろう」と疑問を素直にぶつける中川さんに、友永さんは「友里は知れば知るほど違う顔が見える」と明かす。そして外に出るとミラーボールが周り、ライトアップされたロマンチックな森の中で強く抱き合う2人。中川さんとじっと見つめ合った友永さんは「見れば見るほどかわいい」とうっとりとした表情を浮かべていた。しかしサプライズローズは渡すことなく、その場でデートは終了となった。

■「これからもあなたと一緒にいたい」ピュアな想いに友永さんが出した答えは…

　次回残留の女性たちが指名されるローズセレモニーの前に友永さんと話すラストチャンスとなるカクテルパーティー。最初に呼び出されたのは水田さん。グアムでの思い出を振り返りながら「会えへん間にマイナスに行っちゃったらどうしようかと思ってた」という友永さんに「会えないからこそ急上昇よ」と安定した返しをみせる。そして次に誘われたのは野原さんともリアルな将来像を語り合い、いい雰囲気に。最後に友永さんと2人きりになったのは、乗馬デートでは2ショットタイムをもてなかった濱崎さん。

　伝えたいことを手紙にまとめてきたという濱崎さん。結婚したい理由として、幼少期に両親が離婚して父の存在、自分を守ってくれる存在がいなかったという濱崎さんは「男性という存在がよくわからないまま大人になった」という。しかし友永さんと出会って恋をしたことで「真ちゃんと出会えて本気で恋に落ちて真ちゃんとだったら家族という形が想像できる」と話す。「これからもあなたと一緒にいたい。あなたと結婚したいと真剣に思ってここにいます」と一生懸命に想い打ち明けた。ここでカクテルパーティーは終わってしまい、乗馬デートでのモヤモヤが晴れない岩間さんは消化不良のままローズセレモニーへと向かうこととなった。

　今回渡されるローズの数は4本。最初に呼ばれたのは野原さん、続いて水田さんが呼ばれると次に指名されたのは岩間さんだった。そして緊張感に包まれるなか、最後に選ばれたのは中川さん。まさかの展開に、脱落が決まった濱崎さんは「みんなと出会えて素敵な日々を過ごせて幸せでした。ありがとうございます」と涙ぐむ。

　「俺もちょっとしゃべりたい」と残る女性たちと少しだけ離れたところに濱崎さんを連れた友永さんは「本当にいろいろ言ってくれてありがとう」と向き合う。友永さんに「これからも真っ直ぐな心で人生のパートナーを見極めて」と呼びかけ、グアムで渡したおそろいの指輪を残して去っていった。「最後に頑張っていい人をみつけてください、というのが心に響いて…」と涙する友永さんは「でもお別れで悲しいはずなのに本気で言ってくれてるんですよね。その想いがあるから、これからも、前向いてちゃんと運命の人を探し出したい」と決意を固めた。

　濱崎さんを選ばなかった理由について友永さんは「お父さんが離婚して、いないのは問題じゃない。（なぜ）グアムでの2ショットデートで今回の話してくれた内容を教えてくれなかったのか。どんだけ先にいろいろなことを教えてくれるのか。はじめのほうに打ち明けてくれた人は、結婚したらこういう風に生活するというのがイメージできる。それが麻莉亜さんとは薄かった」と将来像が見えなかったことを挙げた。