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“令和”のサザエさんは天海祐希 一家の20年後描くSPドラマに西島秀俊、濱田岳、松岡茉優、成田凌ら

 『サザエさん』のTVアニメ放送50周年を記念し、一家の20年後を描くSPドラマ『磯野家の人々〜20年後のサザエさん〜』(11月24日 後8:00〜9:54)で、女優の天海祐希が44歳になったサザエを演じることが発表された。そのほか、48歳のマスオ役に西島秀俊、31歳のカツオ役に濱田岳、29歳のワカメ役に松岡茉優、23歳のタラオ役に成田凌、70代のフネ役に市毛良枝、74歳の波平役に伊武雅刀など、“令和”のサザエさん一家の豪華な顔ぶれが明らかになった。

フジテレビ開局60周年×アニメ『サザエさん』50周年記念スペシャルドラマ企画『磯野家の人々〜20年後のサザエさん〜』の出演者が決定(C)長谷川町子美術館

フジテレビ開局60周年×アニメ『サザエさん』50周年記念スペシャルドラマ企画『磯野家の人々〜20年後のサザエさん〜』の出演者が決定(C)長谷川町子美術館

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 昭和44年(1969年)にテレビアニメの放送が始まってから、50年。その節目の年に、誰も見たことがない“磯野家”の20年後の姿を描く。

 子供が大人になり、大人も年齢を重ねると家族の形は変化していくもの。磯野家も20年が経ち、家族一同が会する機会を持つことも難しくなっていた。子供たちは社会の厳しさに直面して悩みを抱えているが、家族に心配をかけまいと弱みを見せない。その様子を見守ることしかできない大人たちもまた、もどかしい思いを抱えていた。お互いを思い合うあまり、すれ違ってしまっている家族の仲を修復しようと奔走するサザエ。そんな時、町内の盆踊り大会に久々に家族全員で行こうと計画を立てるが…。果たして、サザエの“お節介”は磯野家の笑顔を取り戻せるのか。

 カツオは野球選手、漫画家など、夢見ては挫折するのを繰り返し、今は商店街の洋食店でシェフをしているが、経営がうまくいかず幾度目かの挫折の危機に直面。ワカメはアパレル関係のデザイナーをやっているが、なかなか自分のデザインが採用されず悩み、就職活動中のタラオはやりたいことが見つからず面接で玉砕の日々を送っている。

 波平は定年退職を迎えて時間的余裕ができ、カツオたちへの将来を今まで以上に案ずる一方、距離感の取り方がわからず歯がゆい思いを抱えている。その波平を温かく見守るフネ。マスオは出世したものの、中間管理職として板挟みの会社員生活…。世知辛い境遇に置かれた20年後の一家に太陽のような笑顔を取り戻そうとサザエが奮起する。

 令和の時代に新たなサザエを演じる天海は、「国民的な漫画のキャラクターなので、プレッシャーが半端ないです」としながらも、「でも私にと声をかけていただいたことに、少しでも応えられるといいなと思います。何よりもこんなチャンスはないので!」と強い思いを語る。

 アニメ版の声優・加藤みどりとも会い、演技の核になる話を聞けたという。あの“髪型”もスタッフとあれこれ考えたそうで「微妙にサザエさんに見える髪型、なじみの深い髪型ですからあれをどうするか、でもイメージを変えずにちょっと変化があったほうがいいんじゃないかとそこから話し合いを繰り返しました。賛否両論あるかと思いますが、私が考えるサザエさんはこのようになりました。ぜひ楽しんでいただけたらと思います」と語っており、そのビジュアルにも注目したい。

 視聴者に向けては「日本のみならず、世界中に“サザエさん一家”のファンはたくさんいらっしゃると思います。その方たちにはもちろん、もしかしたらこの作品からサザエさんに触れてくださる方にも、皆さんにますますサザエさんを楽しんでいただけるよう心を込めて丁寧に演じていきたいなと思います」と決意を語り、「素晴らしいキャストの方たちと毎日楽しく撮影させていただいています。ぜひ楽しみにしてください」と呼びかけている。

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