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ビリケン、10月に解散 「40代を前に」16年の活動に幕

 関西出身の男性デュオ・ビリケンが、10月13日に神奈川・横浜O-SITEで行われるライブをもって解散することが1日、わかった。2003年2月のデビューから16年間の活動に幕を下ろす。

10月のワンマンライブで解散することを発表したビリケン

10月のワンマンライブで解散することを発表したビリケン

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 ボーカル兼アコースティックギターのビリー(38)とラップ担当のオクダケン(39)は、所属事務所を通じてコメントを発表。ビリーは「16歳から歌を唄い、22歳でデビューさせて頂き、40代を前にし、自分が唄う意味やこれからの人生についてより深く考えるようになりました。これから先の未来や夢を、自分のペースで歩んで掴んで行きたい、というのが、考え抜いた末の答えでした」と熟慮の末の決断だったことを告白。

 ケンは「『nagoriyuki』でデビューしてからこれまで、ビリケンファミリーをはじめ、応援してくださった皆さん、スタッフ、出会ってきた全ての方々に感謝の気持ちしかありません」と周囲の人々への感謝の気持ちを伝え、今後については「今後何かしらの形で皆さんにお会いできるよう、前を向いて進む予定です」としている。

 2人共、解散ライブまでの活動に気持ちが向かっており、「10月13日まで、皆さんと、よりたくさんの思い出を作りたいと思いますので、これまで同様、応援のほど宜しくお願いいたします」(ケン)、「覚悟を持って10月13日にビリケンとしてのラストライヴのステージに立たせて頂きます。最後のライヴまで、皆さんと一緒に、ビリケンを心の中に刻んでいきたいと思います。そして終わりを迎えても、ビリケンで過ごせたたくさんの時間は僕の中に永遠に生き続けます」(ビリー)と意気込んでいる。

 ビリケンは、2003年2月にかぐや姫イルカのカバーとなる「nagoriyuki」でデビュー。フォークソングとヒップホップを融合させた“ヒップフォーク”スタイルで活動し、12年11月には、フランスの国連ユネスコ パリ本部で行われたイベント、14年1月には、米ニューヨークのカーネギーホールで行われたイベントに出演。今年5月にリリースした最新シングル「ココロノキャンバス」は、テレビ東京系アニメ『デュエル・マスターズ!!』のエンディングテーマに起用された。

■ビリー(Vo&Ag)コメント全文
突然のご報告になってしまった事、本当に申し訳ございません。
この度、ビリケンは解散する事となりました。
ケンさん、所属事務所、関係者の皆様、
そして応援をしてくださった全ての皆様に、
ご縁と支えを頂きながら約16年間の活動をする事が出来ました。

ですが、16歳から歌を唄い、22歳でデビューさせて頂き、
40代を前にし、自分が唄う意味やこれからの人生について
より深く考えるようになりました。
これから先の未来や夢を、自分のペースで歩んで掴んで行きたい、
というのが、考え抜いた末の答えでした。
そして、覚悟を持って10月13日にビリケンとしての
ラストライヴのステージに立たせて頂きます。
最後のライヴまで、皆さんと一緒に、
ビリケンを心の中に刻んでいきたいと思います。
そして終わりを迎えても、ビリケンで過ごせたたくさんの時間は
僕の中に永遠に生き続けます。
ケンさんとの出逢い、そしてここまで応援してくれた
皆さんとの出逢いが、僕にとってはかけがえのない宝物です。
真っ直ぐな気持ちや愛、永遠にと思うような瞬間、
夢のようなたくさんの景色、
一緒に共有して頂いた皆様、本当に感謝です。
心から ありがとうございました。

■オクダケン(Rap)コメント全文
日頃から応援してくださりありがとうございます。
この度、僕たちビリケンは、
2019年10月13日に開催するワンマンライブをもって、
約16年間の活動に、ピリオドを打つことになりました。
「nagoriyuki」でデビューしてからこれまで、ビリケンファミリーをはじめ、
応援してくださった皆さん、スタッフ、出会ってきた全ての方々に
感謝の気持ちしかありません。
HIP FOLKの歴史を皆さんと歩むことができて、僕たちは本当に幸せな人間です。
僕自身、ワンマンライブ以降どういった活動をするかは未定ですが、
今後何かしらの形で皆さんにお会いできるよう、
前を向いて進む予定ですので、温かく見守っていただけると幸いです。
10月13日まで、皆さんと、よりたくさんの思い出を作りたいと思いますので、
これまで同様、応援のほど宜しくお願いいたします。

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