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唐沢寿明、浦沢直樹と『20世紀少年』以来タッグ 東北でクラシックカーラリー開催

 俳優の唐沢寿明が発起人となり、東日本大震災の復興支援を目的にチャリティーのクラシックカーラリー・イベント『GO!GO!ラリー in 東北』が10月5・6日に開催されることが明らかになった。イベントポスターはチャリティーに賛同した漫画家・浦沢直樹の特別描き下ろしで、唐沢とは映画『20世紀少年』以来のタッグとなる。

漫画家・浦沢直樹の特別描き下ろしで作成された「GO!GO!ラリー in 東北」〜 Classic car meeting 2019 〜のポスター

漫画家・浦沢直樹の特別描き下ろしで作成された「GO!GO!ラリー in 東北」〜 Classic car meeting 2019 〜のポスター

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 クラシックカー愛好家である唐沢自身も所有する愛車で参加。イベントの開催を具体的に考え始めたのは3年ほど前からだという。十数年前からラリーに参加し地元の人たちとふれあう中で「こういう事って人の為にならないのかな」と考えていたところ、たまたま知り合いの友人が石巻の人で話す機会があったという。

 「3.11の当時は、沢山の人が来てくれたけど、しばらくすると来てくれる人が少なくなってしまって、寂しいって聞きました。とにかく人に来てもらいたいって。それだったら、こういったラリーを開催したら人が行ける環境を作ることができるんじゃないかなって思ったんです。参加する人達の宿泊する場所も必要なので、その地域に少しは貢献できるかもという思いもあって、まずはやってみようと」。そう開催を決意した経緯を明かす。

 また、「開催地域近郊の方々も、普段はクラシックカーだと街中では派手だから乗りづらいなって思っている人がいるかもしれない。そういった方々もこの機会にどんどん参加してほしいなと思います。東京からみんなで行くとか、ラリーに慣れている人達だけではなくて、本当に初めて出ますという人でも全然構わない。あまり格式ばった感じにはしたくないので、ファミリーみたいな感じになるといいなと思っています」と多くの人達の参加を呼びかけた。

 ポスターを描き下ろしてくれた浦沢氏については「ポスターを描いてもらえたらいいなとは思っていましたが、まさか本当に描いてもらえるとは思ってなかったんです。本当にお忙しい方なので。ダメ元で連絡をしたら、二つ返事で『いいよ!』って言っていただきました」と振り返る。

 ポスターに書かれている車のナンバー「20」については「浦沢さんと出会った作品『20世紀少年』の『20』なんです。この題字も浦沢さんが描いてくれたのですが、こういう世界観を描くのが本当に上手いなって思います」と説明し、絶賛。「自分の思いに賛同してくれて、こうやって力を貸してくれる人がいるんだって思ったら、まだまだ世の中捨てたものじゃないなって思います。嬉しいですね」と喜びを語っている。

 ラリーコースは、5日:せんだい青葉山交流広場→松島→石巻→牡鹿半島→女川→秋保温泉、6日:秋保温泉→蔵王御釜→ヤマハスポーツランド菅生→せんだい青葉山交流広場を予定している。

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  • 漫画家・浦沢直樹の特別描き下ろしで作成された「GO!GO!ラリー in 東北」〜 Classic car meeting 2019 〜のポスター
  • 「GO!GO!ラリー in 東北」〜 Classic car meeting 2019 〜に参加する唐沢寿明
  • 「GO!GO!ラリー in 東北」〜 Classic car meeting 2019 〜に参加する唐沢寿明
  • 「GO!GO!ラリー in 東北」〜 Classic car meeting 2019 〜に参加する唐沢寿明

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