石垣島出身の3人組バンド・BEGINが6月30日、沖縄・嘉手納町兼久海浜公園で恒例のライブイベント『沖縄からうた開き!うたの日コンサート2019 in嘉手納』を行い、加山雄三をはじめ約500人の出演者、8000人の観客とともに「うた」を楽しんだ。
年に一度、「うた」に感謝の気持ちを表す日を作ろうと、BEGINが2001年から始め、19回目を迎えた『うたの日コンサート』。沖縄本島はちょうど前日に梅雨明け宣言が出たばかりとあり、真夏の日差しが照りつける中、会場の嘉手納町兼久海浜公園には県内外から約8000人の観客が集まった。
トップバッターは、沖縄で活動する4人組インディーズバンド「HoRookies(ホルキーズ)」。2014年に『うたの日前夜祭』に出演するため結成され、ついに本編初出演を果たした。メンバー全員がボーカルをとるスタイルで、息の合ったコーラスワークも魅力。ポップなロックチューン「幕開け」を皮切りに、全4曲を熱演した。
続いては伊江島出身の女性シンガー・ソングライター、Anlyが登場。「うたの日は伊江島にいた頃から知っていたので、ここに立ててうれしい」と喜び、アコースティックギターをかき鳴らしながら「PEACE」など4曲を歌った。
そして主催者BEGINのステージに突入し、特に人気が高い「島人ぬ宝」「海の声」「オジー自慢のオリオンビール」を3曲立て続けに披露。観客は総立ちになって手を振り、身体を揺らして曲を口ずさみ、会場全体が一体化。近年の『うたの日』が提唱する「観客も出演者」のコンセプトが明確に感じられた瞬間だった。
東京から駆けつけたThe Breeze & Iは、BEGINも縁の深い渋谷のライブハウスB.Y.Gを拠点に活動。洋楽ポップスなどを4声コーラスアレンジで聴かせるコーラスバンドで、男女各2人のさわやかなハーモニーとアコースティックサウンドで、「Honolulu how do you do」などの洋楽カバーを中心に全5曲を歌い上げた。
嘉手納町連合青年会(千原郷友会)によるエイサー演舞を挟み、ハワイから来沖したウクレレの名手で、“ハワイのグラミー賞”と言われるナ・ホク・ハノハノ賞を受賞したハーブ・オオタ・ジュニアが登場。「皆さま、アローハ」とあいさつすると、ウクレレのソロ演奏をスタートさせた。ハワイアン音楽にとどまらず、ポリスやジョージ・ベンソンなどの洋楽カバーも。さらには県内各地から参集したフラチームとウクレレオーケストラのそれぞれ約100人ずつ、合計200人のメンバーもステージに上がり、ハーブ・オオタ・Jrと一緒に、BEGINオリジナルのハワイアンナンバー「私の好きな星」など3曲を披露した。
■“若大将”加山雄三が圧迫骨折を感じさせない熱演
いよいよ佳境を迎え、ついに“若大将”こと加山雄三がステージに登場。日本にハワイアン音楽を浸透させた立役者ともいえる加山は、その代表曲「お嫁においで」を歌い、82歳とはとても思えないほどの甘く艶やかな歌声を夕暮れの空に響かせた。間奏ではハーブ・オオタ・ジュニアが華麗なウクレレソロで盛り上げ、豪華共演で魅了。「君といつまでも」の間奏ではBEGINのボーカル・比嘉栄昇が「でーじ(=とても)幸せだなあ! 僕は加山雄三さんといるときが一番幸せなんだ!」と叫び、加山はうれしそうに「ありがとう!」と返した。
加山はその後も「蒼い星くず」「夕陽は赤く」「海、その愛」とヒット曲のオンパレード。「実は今、背骨が圧迫骨折していて、深くお辞儀ができず、エレキギターも持てない」と明かしたが、それを全く感じさせない力強い歌声で観客を酔わせた。
クライマックスはBEGINのライブ恒例の「マルシャ ショーラ」コーナーへ。2拍子のブラジル音楽「マルシャ」のリズムに乗せ、BEGINの楽曲や昭和のヒット歌謡などをメドレー形式で演奏するもので、観客も音楽に合わせて足踏みや手振りなどで参加するスタイルとなっている。足踏みによる運動効果は大きいと言われており、比嘉は「ここからは皆さんが主役です! 昨年の記録(7000歩)を塗り替えましょう!」と呼びかけ、約1時間の「マルシャショーラタイム」が始まった。
舞台上のスクリーンには曲のタイトルと歌詞が表示され、観客も総立ちで踊り出す中、出演者が順番にステージに上がり、メインボーカルをとっていく。AnlyはWhiteberryの「夏祭り」を、サンバダンサーの宮城姉妹と司会のきゃんひとみがキャンディーズの「暑中お見舞い申し上げます」をカバー。プロレスラーの真壁刀義がハスキーボイスで「勝手にシンドバッド」に挑戦したりと、ここでしか見られないステージを次々と展開した。
終盤はBEGINがヒットナンバー「国道508号線」「笑顔のまんま」「ソウセイ」でたたみかけると、ラストは加山の名曲「サライ」で締めくくり。大歓声と指笛の音が飛び交った。合計歩数も昨年の記録を大幅に超す8300歩を達成し、大団円。来年はBEGINが結成30周年、うたの日コンサートは20回目を迎えることから、来年の開催も約束して「うた」のお祝いに幕を下ろした。
年に一度、「うた」に感謝の気持ちを表す日を作ろうと、BEGINが2001年から始め、19回目を迎えた『うたの日コンサート』。沖縄本島はちょうど前日に梅雨明け宣言が出たばかりとあり、真夏の日差しが照りつける中、会場の嘉手納町兼久海浜公園には県内外から約8000人の観客が集まった。
続いては伊江島出身の女性シンガー・ソングライター、Anlyが登場。「うたの日は伊江島にいた頃から知っていたので、ここに立ててうれしい」と喜び、アコースティックギターをかき鳴らしながら「PEACE」など4曲を歌った。
そして主催者BEGINのステージに突入し、特に人気が高い「島人ぬ宝」「海の声」「オジー自慢のオリオンビール」を3曲立て続けに披露。観客は総立ちになって手を振り、身体を揺らして曲を口ずさみ、会場全体が一体化。近年の『うたの日』が提唱する「観客も出演者」のコンセプトが明確に感じられた瞬間だった。
東京から駆けつけたThe Breeze & Iは、BEGINも縁の深い渋谷のライブハウスB.Y.Gを拠点に活動。洋楽ポップスなどを4声コーラスアレンジで聴かせるコーラスバンドで、男女各2人のさわやかなハーモニーとアコースティックサウンドで、「Honolulu how do you do」などの洋楽カバーを中心に全5曲を歌い上げた。
嘉手納町連合青年会(千原郷友会)によるエイサー演舞を挟み、ハワイから来沖したウクレレの名手で、“ハワイのグラミー賞”と言われるナ・ホク・ハノハノ賞を受賞したハーブ・オオタ・ジュニアが登場。「皆さま、アローハ」とあいさつすると、ウクレレのソロ演奏をスタートさせた。ハワイアン音楽にとどまらず、ポリスやジョージ・ベンソンなどの洋楽カバーも。さらには県内各地から参集したフラチームとウクレレオーケストラのそれぞれ約100人ずつ、合計200人のメンバーもステージに上がり、ハーブ・オオタ・Jrと一緒に、BEGINオリジナルのハワイアンナンバー「私の好きな星」など3曲を披露した。
■“若大将”加山雄三が圧迫骨折を感じさせない熱演
いよいよ佳境を迎え、ついに“若大将”こと加山雄三がステージに登場。日本にハワイアン音楽を浸透させた立役者ともいえる加山は、その代表曲「お嫁においで」を歌い、82歳とはとても思えないほどの甘く艶やかな歌声を夕暮れの空に響かせた。間奏ではハーブ・オオタ・ジュニアが華麗なウクレレソロで盛り上げ、豪華共演で魅了。「君といつまでも」の間奏ではBEGINのボーカル・比嘉栄昇が「でーじ(=とても)幸せだなあ! 僕は加山雄三さんといるときが一番幸せなんだ!」と叫び、加山はうれしそうに「ありがとう!」と返した。
加山はその後も「蒼い星くず」「夕陽は赤く」「海、その愛」とヒット曲のオンパレード。「実は今、背骨が圧迫骨折していて、深くお辞儀ができず、エレキギターも持てない」と明かしたが、それを全く感じさせない力強い歌声で観客を酔わせた。
クライマックスはBEGINのライブ恒例の「マルシャ ショーラ」コーナーへ。2拍子のブラジル音楽「マルシャ」のリズムに乗せ、BEGINの楽曲や昭和のヒット歌謡などをメドレー形式で演奏するもので、観客も音楽に合わせて足踏みや手振りなどで参加するスタイルとなっている。足踏みによる運動効果は大きいと言われており、比嘉は「ここからは皆さんが主役です! 昨年の記録(7000歩)を塗り替えましょう!」と呼びかけ、約1時間の「マルシャショーラタイム」が始まった。
舞台上のスクリーンには曲のタイトルと歌詞が表示され、観客も総立ちで踊り出す中、出演者が順番にステージに上がり、メインボーカルをとっていく。AnlyはWhiteberryの「夏祭り」を、サンバダンサーの宮城姉妹と司会のきゃんひとみがキャンディーズの「暑中お見舞い申し上げます」をカバー。プロレスラーの真壁刀義がハスキーボイスで「勝手にシンドバッド」に挑戦したりと、ここでしか見られないステージを次々と展開した。
終盤はBEGINがヒットナンバー「国道508号線」「笑顔のまんま」「ソウセイ」でたたみかけると、ラストは加山の名曲「サライ」で締めくくり。大歓声と指笛の音が飛び交った。合計歩数も昨年の記録を大幅に超す8300歩を達成し、大団円。来年はBEGINが結成30周年、うたの日コンサートは20回目を迎えることから、来年の開催も約束して「うた」のお祝いに幕を下ろした。
2019/07/02



