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鈴木雅之、NHKホールで完全復活「7年後みんなで古希ソウルを」 布袋寅泰と豪華コラボ実現

 歌手の鈴木雅之(63)が7日、全国ツアー『Masayuki Suzuki taste of martini tour 2019 “Funky Flag Love Parade”』東京・NHKホール公演を開催した。両偽膜性声帯炎のため5月の公演を延期していたが、この日はギタリスト・布袋寅泰ら豪華ゲストを迎え約2時間半にわたる圧巻のステージを披露し、完全復活を果たした。

鈴木雅之(右)と布袋寅泰

鈴木雅之(右)と布袋寅泰

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 最新アルバム『Funky Flag』を引っ提げて開催中の全国ツアー。満員御礼で熱気に包まれた雰囲気の中、この日は1曲目からいきなりのサプライズ。アルバム曲「愛のFunky Flag」のプロデューサーである布袋が、ギタリストとして登場すると、会場は歓喜の声で溢れ、鈴木のセクシーな歌声と布袋のファンキーなギターサウンドにファンは酔いしれた。

 実は鈴木のソロデビュー曲「ガラス越しに消えた夏」でギターを弾いたのが布袋で、33年ぶりのコラボレーションとなった。その後も、最新アルバム曲を中心に代表曲「恋人」「ガラス越しに消えた夏」「違うそうじゃない」「ハリケーン」「め組のひと」「夢で逢えたら」など来年の40周年を彷彿させるラインナップやロックンロール楽曲も交えて、約2時間30分にわたるパフォーマンスを全うした。

 さらにアンコールでは、アニメ界の“大型新人”としてこの春話題を呼んだ最新シングル「ラブ・ドラマティック feat. 伊原六花」(TVアニメ「かぐや様は告らせたい 〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』オープニングテーマ)を披露。歌唱コラボレーションした女優の伊原六花がサプライズで登場し、初のステージ共演となった。登美丘高校ダンス部の「バブリーダンス」で一躍有名になった伊原と一緒にダンス振付を披露しながら歌唱し、振りを真似するファンで埋め尽くされ会場は一体感に包まれた。

 最後のMCでは「これまで還暦(60歳)ソウルを目指してやってきましたが、2016年に還暦を迎えたとき、応援してくれる皆さんが、それがゴールではなくて新たなスタートだと思わせてくれました!」と心境。続けて「人生ってのは年をとることが怖いのではなくて、目標を失うことが怖い。ここにいる皆さんも、それぞれに素敵な目標を持ちながら生きていってほしい。それが毎年毎年、鈴木雅之のライブに会いに行くことでもいいじゃん!約束通りずっとライブを届けることができたら、7年後みんなで古希(70歳)ソウルを楽しもうよ!!!」とファンに“古希ソウル”を宣言し、「何よりも来年2020年、グループデビューから40周年です。目一杯ロックンロールやるから楽しみにしていてね!」とメッセージを贈った。

 来年2月、シャネルズデビューより40周年を迎えるが、70歳・古希を目指しまだまだ鈴木雅之のソウルは終わらない。

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  • 鈴木雅之(右)と布袋寅泰
  • (左から)井原六花、鈴木雅之=『Masayuki Suzuki taste of martini tour 2019 “Funky Flag Love Parade”』東京・NHKホール公演
  • (左から)鈴木雅之、布袋寅泰=『Masayuki Suzuki taste of martini tour 2019 “Funky Flag Love Parade”』東京・NHKホール公演
  • (左から)井原六花、鈴木雅之=『Masayuki Suzuki taste of martini tour 2019 “Funky Flag Love Parade”』東京・NHKホール公演

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