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画風変更で謝罪した漫画『機動戦士ガンダム サンダーボルト』、スペリオールの表紙に 迫力ある画風健在

 画風変更で読者へ謝罪した太田垣康男氏の漫画『機動戦士ガンダム サンダーボルト』が、24日発売の『ビッグコミックスペリオール』(小学館)12号の表紙を飾った。「最高潮 イオVSダリル。宿命の戦い!!」のキャッチコピーとともに迫力ある機体が描かれている。

『ビッグコミックスペリオール』12号の表紙を飾った『機動戦士ガンダムサンダーボルト』(C)小学館

『ビッグコミックスペリオール』12号の表紙を飾った『機動戦士ガンダムサンダーボルト』(C)小学館

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 同作は、2012年に連載がスタートし、『機動戦士ガンダム』の一年戦争のサンダーボルト宙域での地球連邦軍とジオン公国の戦いなどが描いたストーリー。

 昨年9月に腱鞘炎のため一時休載することを発表し12月に連載を再開させたが、今年4月に発売したコミックス13巻で以前と画風が変わったことについて言及しており「これまで私の画風を評価してくれていた読者の皆様には大変申し訳なく思っています。新たな画風には賛否両論あるでしょうが、これ以外に漫画を描き続ける方法がなくなった以上、腹を括って挑戦するしかありません」と読者への謝罪と漫画家としての葛藤を赤裸々に語った。

 9ヶ月ぶりに発売された13巻は106話から114話まで収録されており、109話以降の画風が変わっている。そのため『第109話以降の画風の変更に関しまして』の題名で「私は漫画業界に入って32年、絵柄と技術を磨き続け、精密に描き込む事への拘りを持って自分の画風を作って来ました」と信念を伝えながら「利き手である左手腱鞘炎の悪化により同じクオリティーの作画が困難となり、もはや精密画は描けません」と事情を説明。

 「ならば、今後は左手への負担を減らすべく、新たに画風を変えて漫画を描き続けようと決意しました」「読者の皆様にも今後も変わらぬ熱い漫画を届ける事を誓います」と決意表明している。

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  • 『ビッグコミックスペリオール』12号の表紙を飾った『機動戦士ガンダムサンダーボルト』(C)小学館
  • 『機動戦士ガンダム サンダーボルト』のコミックス第13巻 (C)小学館

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