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押井守監督、新作アニメーション制作を発表 構想10年の意欲作、2020年に放送・配信へ

 『機動警察パトレイバー』『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』などで知られる押井守監督が新作アニメーションを制作することが15日、発表された。タイトル・内容など詳細は不明だが、押井氏が10年間構想を重ねた意欲作で、原作・脚本・総監督を務める。2020年春から初夏頃、国内での放送・配信を予定している。

押井守氏 (C)ORICON NewS inc.

押井守氏 (C)ORICON NewS inc.

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 企画は、東京・秋葉原の商業施設「AKIBA カルチャーズ ZONE」などを保有する不動産企業いちご株式会社が、4月4日付でアニメーション制作を手がける100%連結子会社「いちごアニメーション」を設立したことに伴い決定したもの。いちごアニメーションの独占出資により制作される。

 押井監督は1983年、劇場アニメ『うる星やつら オンリー・ユー』で映画監督デビュー。『機動警察パトレイバー』『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』などの名作を手がけ、世界三大映画祭(ベネチア、カンヌ、ベルリン)すべてに出品経験がある。今年3月には、夢枕獏氏の小説『キマイラ』のアニメ化を手がけることも発表されていた。

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