俳優の中尾明慶が、21日放送のフジテレビ系『ワイドナショー』に出演。タイガー・ウッズが14年ぶりにマスターズに優勝したニュースに関連して、“セカンドチャンス”に話題が及ぶと、未成年女性との飲酒で芸能活動を無期限休止中の小出恵介について言及した。

　タイガー・ウッズの“奇跡の復活劇”に世界中が盛り上がる中、中尾は「日本だとどこまで受け入れてもらえるのか。今は何かしちゃった時に、誰も救いの手を差し伸べない世の中になっている気がするので」とコメント。MCの東野幸治が、小出の不祥事により再撮影となったNetflixドラマ『Jimmy〜アホみたいなホンマの話〜』に出演していた中尾に対して「再撮影しなきゃいけないから面倒くさいとか大変だという思いとか、もう1回共演したいとか、さまざまな思いがある？」尋ねた。

　中尾は「僕は彼と『ROOKIES』というドラマでも共演していて、彼のお芝居の実力は素晴らしいものがある」と俳優としての小出を評価。そのうえで「僕がここで『またいつか一緒にお芝居したい』と言うと、また『そんなことを言ってるんじゃないよ』と受け入れてもらえない世の中じゃないですか。彼は反省しないといけないけど…」と率直な思いを述べた。

　小出は2017年6月に発売の週刊誌で関する未成年との飲酒・交遊が報じられ、所属事務所のアミューズが小出本人に確認したところ事実と確認。事態の重さを鑑みて、同8日に無期限活動停止を決定した。その後、同10日に相手女性と示談が成立、同年12月21日は不起訴処分となった。翌18年6月に小出とアミューズの専属契約が終了。小出は「いつの日か、一表現者として皆様の前に姿をお見せすることができればと思っております」とメッセージした。