お笑いコンビ・オードリーの春日俊彰（40）が、20日深夜放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』（毎週土曜　深1：00）に生出演。18日放送のTBS系『ニンゲン観察バラエティ モニタリング3時間SP』で、2008年から交際してきたクミさんにサプライズでプロポーズし、見事に成功したが「急に変わるわけじゃない。とりあえずしたはしたけど、何も変わらないわけですよ」と語った。

　春日は、2月15日発売の写真週刊誌『FRIDAY』で、交際中の女性と結婚を決意したと報じられたが、16日深夜の『ANN』で「見出しが違うんだよね。『結婚決めて』って書いているけど、狙っているだからね」と結婚については否定していた。その後、3月2日の日本武道館でのラジオイベントでは、『FRIDAY』で記事になってしまい迷惑をかけたということで、奮発して11万円の高級旅館での宿泊を楽しんだことを告白。若林正恭は大きな声で驚き、会場からも歓声が上がっていた。

　『モニタリング』でのプロポーズには、人気デュオ・ゆずも登場し、春日のピアノ演奏で「栄光の架橋」をコラボで披露。練習開始時にまったくピアノが弾けなかった春日だったが、3週間の猛特訓を乗り越え、多少のミスはありながらもイントロ、ソロパートを含めて今までで1番の演奏を実現させた。その後、クミさんの憧れのシチュエーション「教会」に場所を移し、春日は手紙を読み上げることになった。

　「好きな人の一生を幸せにする覚悟をするのに10年もかかってしまいました。待たせてごめんね」と謝罪しながら、「この先の普通の日を、一緒に普通に過ごしたいです」と伝えると、胸ポケットから指輪を取り出し「結婚してください」とプロポーズした。涙を流していたクミさんは「はい」と快諾し、春日も珍しく涙を流す。そして、牧師役で隠れていた若林も、中学時代からの付き合いの相方の一世一代のプロポーズに、大粒の涙を流しながら祝福していた。

　『モニタリング』直後に行われた囲み取材では、いまだに住んでいる風呂なしアパート「むつみ荘」を引っ越し、一軒家を建てたいとの願望を明かしていたが、この日の放送では「今のところは、むつみ荘に住みながら…」とコメント。入籍などの予定もまだのようで「どうやって決めるんだろうね。近いのがないのよ。どっちかの誕生日とかさ。記念日的なものがあったりするんでしょ。お互い誕生日が2月なのよ」と考えをめぐらしている様子をうかがわせた。

　お互いに関するニュースがあり、その直後に放送される『ANN』で何かしらトークをする際には、冒頭でその話をすると見せかけて、別のニュースを話すというのがお決まりの流れになっているが、この日の冒頭では若林が「普段我々ニュースに触れないですけど、きょうは触れざるを得ない。その話題で持ちきりよ。春日の結婚ね」といきなり結婚のトークへと突入。「これを透かしたらダサいやつになっちゃうね。ひとつは春日おめでとう」と祝福した上で「『モニタリング』見たんだよ。人として男として、春日が正しすぎて。一流のプロレスラーで、オレの範疇を超えているんだな。芸能人なんだなと思って見ていたんだよ」と打ち明けた。

　続けて「幼なじみの悪いところだけどさ（『モニタリング』で）鍋を食っていて、指輪の号数を測るっていう時に初めてクミさんを見たんだよ。あんまりよくないけど、背筋が凍ったね。春日のタイプすぎて。あの身長の人好きじゃん。これ、わかる？　うわーもう春日が好きな顔の感じってなったね」と率直な思いを吐露。「ちょっと納得できないことがあって。春日の連絡先は知らないけど、オレの連絡先を知っている人が『春日さん、結婚おめでとうございます』って言われるんだよ。けっこういろんな人から来て、祝福ムードで。でも、山里亮太だけだね『またステージ上げやがったな』ってきた」と明かした。

　春日は『モニタリング』放送前に、事前に連絡を入れた人物がいるといい「本当に誰にも言わないで出すのはどうかなと思って（事務所の先輩である）はなわさんとか原口あきまささんとかには連絡を入れた。あとは、今田耕司さんだね」と報告。「前の日の夜が11時とか12時くらいで、遅かったのよ。いきなりも失礼かなと思ったから、一発メールなりメッセージなりをして、それで『どうしたのか？』って返ってきたりする人もいたので、話したりしていたのよ。それで『お時間よろしいですか？』って送ったら、今田さんだけは『お前、あれか？　あれならやめてくれ』って、すぐ気付いてくれた」とアローン会の会長ならではの反応をしていたと話していた。