人気グループ・ジャニーズWESTの桐山照史が、27日放送のフジテレビ系土曜プレミアム『ホンキで弟子入り！免許皆伝』（後9：00）で、地上波放送番組で初めてソロでMCを務めることが、わかった。

　番組は、はるか昔、時に1000年以上も前から、師匠から弟子に奥義が伝授され、現在まで脈々と受け継がれている超人的な『技』の数々を学ぶべく、芸能人たちがその伝統の技の師範に本気で弟子入りをして奥義の習得に挑戦するドキュメントバラエティー。2017年、2018年に放送された『FNS27時間テレビ』の1コーナー『免許皆伝』が企画のベースなっており、司会を担当していた関ジャニ∞の村上信五からバトンを受け継ぐ形となった。

　収録を終え桐山は「初めて（個人として地上波番組の）MCをさせていただいたのですが、最初はとても緊張しました。汗も止まらなかったです。しかし、隣に南原（清隆）さんがいてくださるという安心感がすごくあって、最終的には楽しんでやらせてもらえました」と満喫。「そして、この番組を通して、1つのことに一生懸命になるということは本当に素晴らしいことだと、改めて気付かせてもらえました」と刺激を受けた様子。

　『27時間テレビ』では居合道や突きん棒漁を本気でチャレンジしたA.B.C-Zの塚田僚一が今回はゴールデン・プライム帯放送ということで、前回よりもさらに実践的かつ神業的な居合いに挑むほか、日本の伝統のもののみならず、なんと世界のものまで『技』が登場。霜降り明星は想像超える大仰天の独楽（こま）の技に、藤田朋子はあまりに繊細で美しい芸術作品・薩摩切子に、元競泳日本代表の松田丈志は過酷すぎるスピアフィッシングの奥義習得を目指す。

　また、今回、『FNS27時間テレビ』と同じく南原清隆と永島優美アナウンサーが桐山とともにMCを担当。南原は「今回は、感動しました（笑）。免許皆伝への挑戦が4つあるのですが、それぞれに味があって、特に塚田さんの挑戦で、塚田さんを教えていた先生が最後に泣いたのを見て、僕もウルッときました。出演者の方が真剣に向き合って、それにちゃんと応えてくださる先生がいるという信頼関係が、とても胸に響きました」と感動の展開も待ち受ける。

　桐山は「この番組を見て、伝統の文化というものも知っていただきたいですし、それこそ薩摩切子をどうやって削っているのか、僕は知らなかったので、新たな発見がたくさんあると思います。そして、見ていただいた視聴者の方が今やっていること、たとえそれが伝統文化ではなくとも、やっていることをこれからも突き詰めてやっていきたいな、と思ってもらえたらうれしいです」とみどころを熱弁している。