アイドルグループ・AKB48の武藤十夢（24）が、気象予報士の資格試験に合格したことが7日、明らかになった。CS放送ファミリー劇場『AKB48 ネ申テレビ』で発表された。平均合格率5.5％の超難関国家資格に5年間、8回目の挑戦でついに合格した。

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　AKB48の活動、学業と並行し、1700日におよぶ勉強が報われた武藤は「まさか受かるなんて…という気持ちでした。今回が8回目の受験だったので、まさに『夢にまでみた合格』でした。信じられないという気持ちと同時に、5年間頑張ってよかった、と心から思えました」と感激しきり。自身にとって気象予報士の資格挑戦は「人生最大の挑戦でした！」と振り返った。

　資格挑戦を経て自身の中にも変化が生まれたといい、「もともと自分に自信がなくて、AKB48グループの中で自分がどんなポジションでいればいいのか、どういう人になれるのか、ずっと悩んでいました。自分は何もできないと感じていたときもありました。そういう自分が好きになりきれなくて。気象予報士の資格も、勉強してもしてもうまくいかないし…」と何度も心が折れかけながらも「今回合格できて『自分も頑張ればできることってあるんだ』と思えました。自分を好きになれたし、自信につながりました」と胸中を明かした。

　今後やってみたいことは「AKB48グループで初めての天気予報士なので、自分にしかできないことをやってみたいです。もちろん“お天気お姉さん”のような仕事や、番組にも出られたらいいなと思います。それに、せっかくこのグループに入りながら資格が取れたので、AKB48のイベントでも披露できたら楽しいんじゃないかな、と考えています」と胸を高鳴らせた。

　合格までの1700日に密着した『AKB48 ネ申テレビ』は、あす9日午後6時からファミリー劇場CLUBで配信開始。CS放送ファミリー劇場では11日深夜3時45分から再放送される。