女芸人・ゆりあと“天才猿”のりくによるコンビ・ゆりありくのりく（本名：りく　ニホンザル 19歳）が5日午前1時に心不全のため永眠した。同日に所属事務所・タイタンと相方・鈴木ゆりあが、自身のツイッターで報告した。葬儀は、日光さる軍団特設葬儀場にて、8日午前9時よりしめやかに執り行う予定。

　ゆりあはツイッターで「4月5日午前1時、りくが心不全のため永眠いたしました。最後は私の腕の中で眠るように旅立ちました」と伝え「18年もの間、いつも隣にいることが当たり前だったりくがいなくなった事、未だ実感がありません」と、つらい胸中をつづった。

　続けて「どんなに苦しい事があっても、りくがいてくれたから乗り越えられました。これからどうなるか不安です。ずっとりくに頼りっぱなしなしでした」と思いを吐露。それでも「これからはりくが教えてくれた事、りくがに頼らず前に進んでいかなければならないと思っております」とし「りく、あなたのような最高の相方と一緒の時代を生きる事が出来て本当に幸せだったよ」とメッセージ。

　「最後までこんな私と一緒に歩んでくれてありがとう。そして、これまで応援してくださったファンの皆さま及び関係者の皆様、本当にありがとうございました」と感謝の言葉を伝えた。

　ゆりありくは2000年6月にコンビ結成。タップダンス（猿では世界初）の使い手「りく」と「ゆりあ」のコンビ。愛きょうたっぷりの漫才や「りく」のドロップキックで人気に。過去にはフジテレビ系『ノンストップ！』（月〜金　前9：50）で、当時の司会進行を務めていた山崎夕貴アナウンサーにもドロップキックし、話題となった。今年５月での引退が決まっていた。

■りく
性別：雄
生年月日：1999年6月7日
出身地：長野県
特技：タップダンス（猿では世界初）／片手逆立ち
趣味：かぶりもの／スナックエンドウの早食い