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男2人組YouTuber・おるたなChannel、お笑いサークルからYouTubeの道へ「やるからには日本一」

 2013年5月から活動している“ないとー”と“渋谷ジャパン”からなる男2人組YouTuber・おるたなChannel。現在、実験・UFOキャッチャー・コントなどさまざまな企画に挑戦し、幅広い年齢層から支持され、チャンネル登録数が220万人(19年3月29日現在)まで到達し、勢いのあるYouTuberだ。テンポよく見やすい動画作りが特徴でその中でも脱出ゲームや駅や水族館などを貸し切ってかくれんぼなどをするという独創的な企画動画が特に人気。数々のYouTuberが存在する中、これからの目標や2人の出会いについても語ってもらった。

男2人組YouTuber・おるたなChannel(左から)渋谷ジャパン、ないとー (C)ORICON NewS inc.

男2人組YouTuber・おるたなChannel(左から)渋谷ジャパン、ないとー (C)ORICON NewS inc.

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■2人の出会いは大学お笑いサークル YouTube進出で「やるからには日本一」

――2人の出会いからYouTubeを始めたきっかけを教えてください。

【ないとー】2人の出会いは大学だよね。明治大学に2人とも入学して、お笑いサークルがあったんだよね。その当時、お笑いがブームで、高校の頃から漫才とか文化祭とかでやったりしていたのでお笑いやりたいなということでお笑いサークルに入りました。

【渋谷ジャパン】僕は大学2年のときにお笑いが好きで、そんなサークルがあるとは知らなかったので途中から入ろうみたいになりました。

【ないとー】そこで初めて会いました。コンビではなくて別々だったんですけど、すごく仲が良くて卒業したあとも何か一緒にやりたいねということでYouTubeをやろうとなって始めましたね。

――ほかのチャンネルにはない強みはありますか?

【渋谷ジャパン】2人の性格が対照的なので、ないとーはパフォーマーで表現者って感じ。僕はパフォーマーがどっちかというと苦手で裏で考えたりするのが好きなタイプなところがあります。その逆のタイプがやってるっていうのはコンビとして見たときにバランスがいいなと思います。

【ないとー】視聴者的にも真逆な2人がやってるっていうのが面白がって見てくれているのかなと思うところがありますね。

【渋谷ジャパン】僕たちもアラサーでなので…。ないとーは闇の部分もありますけど、人間的に優しい人なんですよ(笑)。年齢的に上がっていく中で他のYouTuberは若くて、僕たちは大人な感じというか。平和的な部分というか、僕たちがそこまで過激なことができないし、苦手だし…。

【ないとー】誰でも見れるっていうところはあるかもしれませんね。ファンミーティングを開いたときでも親子連れが来てくれていたりとか女性の方とか男性も来てくれますし、誰もが動画を安心して見れるっていうのが大きな強みかもしれないですね。動画はまったりとしているんですけど、目標は高く掲げたいなというのがあって、この前も2人で話したんですけど“やるからには日本一のYouTuberになりたいな”っていうのを2人で確認し合って、それに向けてこれからも活動していきたいなと思います。意外とほんわかしてそうに見えて情熱はあるぞというそういうところを見せていきたいですね。

――2019年に挑戦したいことや目標は?

【ないとー】シェアハウスのオーナーになろうとしてて、ビルを借りたんですよ(笑)。そこにまだ有名になれていないYouTuberなどに住んでもらって一緒に切磋琢磨して、現代版トキワ荘みたいな(笑)。自分がYouTubeで学んできたことを伝えていきたいですね。何人かは入る人が決まっていて、どんどん増やしていって、そこから有名なYouTuberとか出ていったりしたら面白いなと思います。

【渋谷ジャパン】2018年は音楽活動とか別で音楽チャンネルを作ってみたりして、挑戦をしてみたりしたんですけど、もう少し絞ってやりたいなって思います。僕は考えることが好きなので動画の表現として新しい、他の人がやってないような企画とかをもっと考えていきたいなと思います。

――ライバルの動画クリエイターは?

【ないとー】やっぱり水溜りボンドですかね。古くからの知り合いですし、ライバル関係でもあるかなと思います。水溜りボンドの方が人気がありますけど、そこに追いつきたいなというのがあって…。日本一になると(渋谷ジャパンと)2人で決めてから、水溜りボンドのカンタに「俺たち日本一目指すわ」と連絡を入れたりとそこは意識して良い意味で刺激をもらってますね。

【渋谷ジャパン】全員ですね(笑)。YouTuberをやっていてほかの人の大変さも分かるので、仲間でもありながらライバルでもあるなと勝手に思っています。まだチャンネル登録数が少ない人でも自分が面白いなと思う人や脅威を感じる人もいますね。自分たちが面白いなと思った人はどんどん伸びていくんですよね。すしらーめんりく、はなおくんとか、パオパオチャンネルとか面白いなと思って伸びていきました。

■2018年は苦悩の連続 次なるビジョンを模索する日々に「目標がなくなっていた」

――動画を作る上で工夫していることは?

【ないとー】最後まで飽きずに見てもらうっていうのは常に意識していますね。最近だと、動画の冒頭にいつもの挨拶ではなくて、ミニコントをやったりだとか、部屋の模様替えもしました。同じことの繰り返しだと視聴者さんも飽きてくると思うので常に変えて、長く見てもらえるように考えてやっていますね。

――自分たちの動画を見て良いなと思うところは?

【渋谷ジャパン】2人の癖の強さですね(笑)。他のチャンネルは動画が見やすいんですけど、僕たちは変に癖が強いんですよね。

【ないとー】初見殺しね(笑)。

【渋谷ジャパン】初見に気に入られないっていうのは自覚していて、まだキャラクターがふわふわしているんですよ。もっと良い部分が出せればなと思います。

――お互いの直してほしいところはありますか?

【渋谷ジャパン】結局、直してほしいところが長所みたいな感じです。ないとーの良いところの一つでナルシストっていうところがあるんですけど、ナルシストすぎる部分というか、自分を良く見せようとする癖(笑)。最近、気になるのが、ファッションとかで旬の用語を使いたがるんですよ。自分を良く見せようというところとか、全然、嫌ではないんですけど、悪くは思ってないんですけど。

【ないとー】渋谷がすごい几帳面だなと思うことがあるんですよね。「そんなにきっちり計画立てて、ちゃんとやる?」みたいな。それって逆に僕がもっていないので、そこはすごいなと思いますね。

――YouTuberを始めて変わったことはありますか?

【ないとー】僕の場合は全く変わらないっていうのがやってて実感しますね。人ってこんなに変わらないんだみたいな。昔のままだなみたいな。それが良くもあり悪くもあるんですけど、このままで行くしかないなと思います。

【渋谷ジャパン】YouTubeやっていて、人前に出る職業なので、食べ方が綺麗になったとか、見た目気をつけるとか、発言に気をつけるとか。他にも編集してくれる人とかいて、人間関係において気をつけるとかそこは変わったかなと思います。

――YouTubeの活動で挫折や悩んだことはありますか?

【ないとー】僕は去年がすごく悩んで、目標が無くなっていたんですよね。登録者数100万人がYouTubeを始めたときの大きな目標でそれを達成した後、その後どうしていこうとなって、馬力がでないというか。そこで次の目標を何にするかでずっと悩んでいました。2019年になって「やるからには日本一になろう」って大きな目標掲げたら自然と落ち着いて活動できるようになったというか肝が据わったので、2018年は1年間苦しかったですね。

【渋谷ジャパン】元々、サラリーマンを3年間やっていてその中でYouTubeもやっていました。それでYouTube一本ってなってから20〜30キロ体重が太ったのでずっと悩んでますね。体重もそうだし、悩んでストレス溜めて暴飲暴食に繋がっているので。僕は考えるのが好きだし、考えちゃうタイプなので常に悩んでますね。YouTuberは考えながらやっている人は多いですね。喧嘩はそんな多くないですけど、言い合いとかはあったりするのでどっちが良いとか。でも最近ようやく、言いあいをちゃんとお互いの違いを認めることができているので、活動を続けてきて良かったなと思っています。

YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」

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  • 男2人組YouTuber・おるたなChannel(左から)渋谷ジャパン、ないとー (C)ORICON NewS inc.
  • 男2人組YouTuber・おるたなChannelのないとー (C)ORICON NewS inc.
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