GENERATIONS from EXILE TRIBEのボーカル・片寄涼太（24）が現地時間9日、中国・上海で「片寄涼太ファンミーティング2019『EXPRESS MY MIND』」2回公演を開催した。上海でファンミーティングを行うのは2017年以来2年ぶり2回目。赤いバラのプレゼントやピアノ弾き語りなどで集まった2000人をメロメロにした。

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　俳優としても活動の場を広げる片寄は、中華圏を中心に急速に認知と人気が高まり、熱狂的なファン層が形成されている。「国境を超えてファンの方々に感謝の気持ちを伝えたい」との本人の想いを実現するために開催されたファンミーティングでは、入場時に赤いバラ（生花）と協賛ブランド「DECORTE」の化粧水が少し早いホワイトデーの“お返し”としてプレゼント。片寄と夢の添い寝ができるようなパネルも用意され、長蛇の列ができた。

　世界的なハイブランドが衣装協力し、中国のスタイリストとコラボレーションしたオープニングムービーが終わり、片寄が登場すると、ファンの熱気はいきなり最高潮に達した。続けて、「ファンと夢やビジョンを共有する場にしたい」との本人の強い想いから、この類のイベントとしては異例ながら、2018年の国内外の活動を自らの言葉で振り返るプレゼンテーションを行い、活動の背景にある想いを堂々と、しっかりと伝えた。

　さらに、片寄のとある1日を描いたP.O.V映像「ONE DAY」を上映。ベッドでの目覚め、身支度するシークエンスから始まり、片寄の日常をそのまま疑似体験するかのようなシーンが映し出された。友人役で出演した俳優・千葉雄大が、片寄にピアノ弾き語りをお願いするシーンで突如映像が終了すると、そのまま弾き語りコーナーへ突入した。

　片寄が演奏したのは、オレンジレンジの「花」、中華圏で絶大な人気を誇る台湾出身の歌手ジェイ・チョウの名曲「告白氣球」の2曲。甘いマスクに甘い歌声、忙しい合間を縫って完璧にマスターした中国語での歌唱で現地のファンを魅了した。

　事前に中国のSNSで募集したファンからの質問コーナーでは、「次の中国ツアーはいつ？」という活動内容に関するものから、「初恋はいつ？」といったプライベートに切り込むものまで。イベントの最後には片寄がステージ上で抽選を行い、当選したファンにスペシャルギフトとフォトセッションをプレゼントしたほか、VIPチケットファンとハイタッチするなどして交流を深めた。