人気キャラクターのリラックマがこのほど、東京・六本木のオリコンを訪問し、自身初のストップモーションアニメ『リラックマとカオルさん』（Netflixで4月19日より世界同時配信）をPRした。

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　リラックマがオフィスのフロアに姿を見せると、待ち構えていた社員たちがスマートフォンカメラを向け、シャッター音が鳴り響いた。少し顔の向きを変えただけで「わぁ〜！」、ポーズを変えると「きゃぁ〜！」、のんびり歩きだすと「かわいい！」と歓声が上がった。男性社員にも人気があり、「子どもに見せたい」と写真を撮りまくっていた者や「実は好きだった」ことがバレて（？）しまった者も。グッズを日常的に携帯している女性社員は、“動く”リラックマとの対面に感動していた。

　2003年の登場以来、数々の商品化や幅広く各業界の企業キャンペーンなどにも採用され、昨年15周年を迎えて日本を代表する国民的キャラクターの一つとなったリラックマ。自身のキャラクターグッズの発売イベントでショップの店頭に立つことはあっても、「会社のオフィスを訪問するのは今回が初めて」とのこと。今回、Netflixオリジナルシリーズ『リラックマとカオルさん』の完成を記念したNetflix特製リラックマギフトボックスを届けるため、やって来てくれたのだ。

　『リラックマとカオルさん』は、カオルさんが登場することが特筆すべきポイント。当初から、“OLのカオルさんの家にいきなり住みついた、着ぐるみのクマ”という設定がありながら、“カオルさん”が描かれることはこれまでなかったのだ。

　トボけたアラサー女性のカオルさんは、都内の小さな商社で働くごく普通のOL。ひとつ変わっていることは、いつの間にか住み着いたリラックマ、コリラックマ、そして掃除が大好きなキイロイトリと暮らしていること。真面目なことに少々のコンプレックスを抱いているカオルさんと、呑気な生活を送るリラックマたちが過ごす色とりどりの12ヶ月。やさしくて、ちょっぴりほろ苦い物語をストップモーションアニメで描く。1話あたり11分、全13話。