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ロッチ中岡×サバンナ高橋、のび太の魅力を語る 『映画ドラえもん』最新作でも大活躍

 1980年(昭和55年)に始まった『映画ドラえもん』シリーズは、今年で39作目。『映画ドラえもん のび太の月面探査記』が3月1日より全国公開される。大のドラえもんファンを公言する直木賞作家・辻村深月氏が手がけた物語は、神秘的でロマンあふれる“月”が舞台。ドラえもん史上最大のSF冒険ファンタジーが繰り広げられる本作。きっかけを作るのはいつだって、のび太だ。ゲスト声優として参加するロッチ中岡創一サバンナ高橋茂雄に、最新作を踏まえながら“のび太”の魅力を語り合った。

『映画ドラえもん のび太の月面探査記』(3月1日公開)ゲスト声優のロッチ・中岡創一(左)とサバンナ・高橋茂雄(右)、中央はのび太くん(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2019 (C)ORICON NewS inc.

『映画ドラえもん のび太の月面探査記』(3月1日公開)ゲスト声優のロッチ・中岡創一(左)とサバンナ・高橋茂雄(右)、中央はのび太くん(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2019 (C)ORICON NewS inc.

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――完成した『映画ドラえもん のび太の月面探査記』をご覧になった感想は?

【高橋】『映画ドラえもん』は毎年、面白いんです。今回も脚本を読んだり、声を入れたりしながら、面白いなぁ、と思っていたんですが、完成した作品を観て、これはちょっとすごいな、と思いましたね。おはなしの面白さに加えて、月の美しさとか、季節は秋なんですけど、一面のススキが風になびく姿とか、マジックアワーの空の色とか、超きれい。大満足です。

【中岡】僕は、すべての『映画ドラえもん』を観ていたわけではなかったんですが、今回の作品を観て、こんなにも大人が観て楽しめるんだな、って。子どもたちが観て、楽しめるように作っていると思うんですが、すごく楽しめました。いろんなことを教えてくれるし、映画を観ている間にいろんな感情が湧いてくるんだなって。いいものやなって思いました。

【高橋】脚本を書かれた辻村先生が、ドラえもんが大好きということで、同じ、ドラえもん大好き人間としては、すごく覚悟がいることだったんじゃないかなって思うんです。世界観を壊さないようにとか、いままでの作品を超えられるのかとか。いろんな覚悟をもって書かれたから、これだけ素晴らしい作品ができあがったんだろうなって、思いました。

――中岡さんと高橋さんは、物語の中でドラえもんたちと対峙する敵の兵士、キャンサーとクラブの声を担当されました。高橋さんは、映画ドラえもん史上初めて3年連続ゲスト声優を務めることになりましたが…。

【高橋】めちゃくちゃうれしかったです。去年の舞台あいさつで、「来年も出たい」とアピールしたら、スネ夫が「パパに言っといてあげるよ」って、言ってくれて。「ほんまに頼むわ」って、お願いしていたんですよ。そうしたら、本当に出られました(笑)。

【中岡】何それ!? 映画関係者の中にスネ夫のパパがいるってこと? すごいな(笑)。

【高橋】スネ夫には「また来年も頼むわ」って、お願いしようと思います。

――中岡さんは初めて『映画ドラえもん』に参加されましたが、公開に先立ち、ドラえもんとのび太くんと3人で、NASAへ行ってましたよね?

【中岡】はい、びっくりでしたね。なんでが僕が?って思いまし、ありがたいなって思いました。NASAへは日本の全国民がうらやましいと思っているだろうな、って思いながら行かせてもらいました。

【高橋】めっちゃうらやましかったですよ。

【中岡】ちょうどロケ中に誕生日を迎えまして、ドラえもんとのび太くんに挟まれて、誕生日ケーキを持って写真を撮ったんですが、宝物になりました。

■改めて、『映画ドラえもん』の魅力とは?

――きょうはのび太くんにも来てもらいました。

【高橋】月にウサギがいる、って信じているのび太くん、すごくいいと思う。そのままの心根でずっといてほしいなって思います。『のび太の結婚前夜』で、しずかちゃんのパパがのび太くんのことを「人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる人だ」「それが一番、人間にとって大事なことだ」って言うんだけど、今回の映画でも、そののび太くんらしさが存分に発揮されていて、自分の危険を顧みずに月の裏側に住むエスパルたちを助けようとする。そのやさしさ、勇気が大好きです。

【中岡】僕も、勉強できませんし、どんくさいですし、だらしないですし、人にすぐ甘えちゃうし、すべてがのび太くんに似ている気がします。僕のお笑いの活動にしても、ディレクターさんが面白く編集してくれたり、(相方の)コカド(ケンタロウ)くんにネタ書いたもらったり、僕の周りの人たちがみんなドラえもんみたいな人たちで、僕はいつも助けてもらっている。のび太くんにはすごく親近感を覚えますね。僕も良く言われるんですが、人柄やからって(笑)。お互いがんばりましょう(笑)。

――改めて、『映画ドラえもん』の魅力ってなんだと思いますか?

【高橋】ドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫の5人って、日本で一番有名な5人だと思うんです。誰がどんな性格で、どんな役割をして、どんなことができるのか、ほとんどの人たちが知っている。いつ知ったかわからないけど知っている。その5人が日常から離れた冒険を繰り広げるのが『映画ドラえもん』だと思うのですが、毎年、新鮮に観られるところが魅力なんですよね。たぶんこの5人がいれば、箱根1泊でもまあまあ面白いものが撮れると思うんですよ。『のび太の箱根街ブラ探訪』でも映画になると思うんですけど、今回は、月ですからね。好奇心がかき立てられますし、いろいろ想像して楽しめる。そういうところが魅力だと思います。

【中岡】ドラえもん好きな人は、いろいろ深読みして楽しんだりするんだね。

【高橋】何度見ても新しい発見があったりするんですよ。今回、がっつりドラえもんに触れたので、改めてこれまでの『映画ドラえもん』を見返すと、きっと楽しいと思いますよ。

【中岡】ほんまに、いいこというな。

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  • 『映画ドラえもん のび太の月面探査記』(3月1日公開)ゲスト声優のロッチ・中岡創一(左)とサバンナ・高橋茂雄(右)、中央はのび太くん(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2019 (C)ORICON NewS inc.
  • クラブ(CV:高橋茂雄)&キャンサー(CV:中岡創一)(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2019
  • メインビジュアル(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2019
  • 『映画ドラえもん のび太の月面探査記』(3月1日公開)(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2019
  • 『映画ドラえもん のび太の月面探査記』(3月1日公開)(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2019
  • 『映画ドラえもん のび太の月面探査記』(3月1日公開)(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2019
  • 『映画ドラえもん のび太の月面探査記』(3月1日公開)(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2019
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  • 『映画ドラえもん のび太の月面探査記』(3月1日公開)(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2019
  • 『映画ドラえもん のび太の月面探査記』(3月1日公開)(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2019

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