俳優・屋良朝幸（36）が28日、銀座・博品館劇場で上演されるミュージカル『Red Hot and COLE』フォトコール・囲み取材に出席した。同席した共演の俳優・鈴木壮麻（58）からは「トモくん」、彩吹真央（45）からは「屋良っち」と親しみを込めて呼ばれている屋良は「2パターンいる。屋良っちって人とトモくん。いい加減に統一してくれないかな」と照れ笑いを浮かべた。

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　キャストのなかでは「屋良っちが多い。『トモくん』って呼んでるから距離感が近い」と指摘する彩吹に、鈴木は「距離感の演出です」とニヤリ。屋良は「ファンの方は屋良っち。まれにトモくん…ファンなのかな？」と冗談めかせば、鈴木は「ファンです！」と即答して和やかな雰囲気をみせた。

　同ミュージカルはブロードウェイで活躍し、アメリカのポピュラー音楽史に多大なる足跡を残したソングライターとその名曲を紹介する『ブロードウェイ・ショウケース』第3弾。屋良演じる作詞・作曲家のコール・ポーターの光と影を描いていく。

　フォトコールでは、「Night and Day」「I'm a Gigolo」「Rindin'High ＆ Red,Hot and Blue（Medley）」を披露。ダイナミックなダンスと力強い歌声でコール・ポーターの人生を体現してみせた。

　振付師としても活動してきた屋良は、劇中ではコンテンポラリーダンスにも挑戦。「ジャニーズ事務所でこういうパフォーマンスはめったにない。最高のフリをつけて踊れるのはうれしかったです」と喜びをみせ、鈴木は「誰よりお早くフリを覚えてる。誰よりも歌を正確に歌ってる。お父さんの背中を見て育つような…」と尊敬を表せば、屋良は「変でしょ！この関係性でお父さんって！」と突っ込みを入れた。