ロックバンド・氣志團の綾小路翔、シンガーソングライターの森山直太朗が25日、都内で『深夜喫茶スジガネーゼ〜春のファン祭り〜』の公開収録に参加。番組を仕切る立場だった綾小路だが、豪華な出演者にテンションが上りまくり“職務放棄”。代役進行を務めた日向坂46の加藤史帆、佐々木美玲に感謝した。

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　同番組は東京・白金台の近くにある…、筋金台にひっそりとたたずむ純喫茶を舞台にマスターは綾小路、アルバイトは森山という設定で筋金入りのゲストを招いてトークする番組。この日は綾小路の“師匠”にあたるユニコーンの奥田民生とABEDONがゲストとして登場。また、常連としてゴールデンボンバーの鬼龍院翔、新人バイトとして加藤と佐々木が出演した。

　初の公開収録を終え、森山は「割とこっそり、ひっそりとやってきた。いつも冗談で『ちゃんとしたセットでやりたいな』と言っていたら、ここまで…」と雑誌や看板、ネオンまで作り込まれたセットに驚愕。綾小路も「極端だよ…。ここまでは考えてない」と苦笑いだった。

　反省点を問われると綾小路は「途中から進行のことは考えてませんでした」ときっぱり。森山も「進行の糸がプツって切れた音が聞こえました（笑）」と綾小路の様子を振り返った。そんな綾小路を救ったのが日向坂の2人。暴走しまくる出演者を制御した。綾小路は「日向坂ちゃんたちが、やっぱりよかった。俺たちに対して空気を読まずにバシッと言ってくれる。みんな、カメラに向かって『ところで』とかやっちゃうんだけど、肩をパンパンと叩いて『そろそろ』と言う。何度か強く叩かれたけど、それがよかった」と日向坂の2人の絶妙フォローに感謝しきりだった。

　森山も日向坂について「お2人は芸達者。即座の返しだったり、場を進行してくれたり。だから、お笑いコンビでデビューされてもいいのかな」と丁寧に前振りしながら「フォークダンスde日向坂」とボキャブラ世代らしいボケをして笑わせた。

　また、森山は奥田とセッションで「The STANDARD」と「どこもかしこも駐車場」を披露。「いい思い出になりました」と胸に刻んだ。「緊張しましたけど、民生さん自身が『自分も緊張している』とおっしゃっていた。全くそういうタイプの方だと思っていなかったので、お腹を見せてくれたことで僕も安心できておしゃべりできた。その延長で歌えたので、リハーサルより楽しくやれた。よい経験になりました」と大先輩の優しさを感じたそう。だた、森山は「民生さんと一緒にやった曲で2番のAメロのハモリの部分で、主旋律に対して、ちょっとフラットしちゃった。民生さんとやるからって興奮して、ダメだなって思いました」とガチな反省をして、綾小路は「結構、ストイック」と笑っていた。

　『深夜喫茶スジガネーゼ』はフジテレビONE・TWO・NEXT×J：COMの特別企画。森山と奥田のセッションのほか、綾小路＆鬼龍院＆ABEDONで「One Night Carnival」、ABEDONと奥田で「Bohemian Rhapsody」、日向坂を含む全メンバーで「ありがとう」を披露した。地上波では3月2日から4週連続で放送される（深2：45〜）。3月24日にはCS・フジテレビTWO、3月27日にはCS・フジテレビNEXTで60分版が放送される（ともに後11：00〜）。さらに3月31日にJ：COMプレミアチャンネルで90分の完全版が放送される（後7：00〜）。

※オンエア曲は未定