俳優の中村倫也が、23日放送のNHK・Eテレ『オリガミの魔女と博士の四角い時間』（後10：45〜11：00）にゲスト出演。モフモフの耳としっぽをつけたキュートな“うさぎ”姿で登場する。

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　同番組は、日本が世界に誇る伝統文化“折り紙”をドラマに取り入れたちょっと変わったミニドラマ。毎回、折り紙の研究に没頭する主人公の折鶴博士（滝藤賢一）とイタズラ好きなオリガミの魔女（CV：尾上菊之助）が、奇想天外な物語を繰り広げる。

　23日の「月のうさぎ」では、ある満月の夜、折鶴博士（滝藤）がお月見をしているとドカーンと大きな物音が。音のした方に近づいてみると大きな耳の見知らぬ若い男（中村）が博士の野菜を勝手に食べていた。男はお土産といって博士に包みを差し出す。開けるとそこにはつきたてのお餅が。「博士が食べたいと言ったからわざわざ届けたというのだが…。月でひとりぼっちの餅つきに飽き飽きしたといううさ耳の男は、「月に帰りたくない」と小さな子どものように駄々をこねる。

　そもそも「うさぎが好き」という中村は、芝居にうさぎらしい動きを取り入れたそう。共演歴のある滝藤のことを「一緒にいると落ち着く。人として尊敬している」と、語る。このドラマの見どころでもある折り紙を折るシーンでは、まるでじゃれあっているかのような仲睦まじいやりとりを見せる。素なのかお芝居なのかわからないふたりに注目だ。

　再放送は、3月2日（前0：45〜前1：00）。