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霜降り明星が語る“お笑い第七世代”の覚悟「ダウンタウンさんになれるチャンス」

 昨年12月の『M-1グランプリ2018』に優勝し、14代目王者となった霜降り明星が30日、東京・神保町花月でNSC(吉本総合芸能学院)の現役生に対して特別授業を行った。生徒たちの質問に答える形で授業を進めていった2人だが、キーワードとなったのは「お笑い新世代の到来と覚悟」だった。

NSCの学生に講義を行った霜降り明星(中央) (C)ORICON NewS inc.

NSCの学生に講義を行った霜降り明星(中央) (C)ORICON NewS inc.

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 MCを務めたまんぷくユナイテッドから「(ラジオ内で)『僕らの世代。第七世代で売れよう』みたいな発言を聞いて、若い世代で引っ張っていこうという一言に感銘を受けた」との言葉を受けて、せいやが「ライセンスの井本(貴史)さんが『ダウンタウンの終わりを見た』とおっしゃっていた」と告白。「ダウンタウンさんの世代に影響を受けた人がずっと続いていて、井本さんはその人たちがまた『M-1』獲ったとしか思ってなかったけど、霜降り明星の優勝で『ダウンタウンさんの影響下にある層がひとつ終わった。だから鳥肌が立った』と言っていました」とその真意を明かした。

 せいやは続けて「今のNSC生なんかも、ダウンタウンさんから40年くらい経っているんですよ。だから、また新しいお笑い界の仲間たちというか、全く違うものになってくる。僕らは、芸人を志した時に、ダウンタウンさんという神様から離れていてラッキーだった。(新時代の)ダウンタウンさんになれるチャンスがあるということなので」と力説。「上の人たちが『キン肉マン』とかプロレスで笑いを取っているじゃないですか。僕らの世代はないんですよ。それがだんだんK-1になり、ポケモンになる時代がくる。サム・グレコ、ピーター・アーツ、イーブイ、シャワーズで漫才ができる時代が僕らから始まる」と呼びかけた。

 もちろん、先人たちへの尊敬は忘れていない。せいやは「見たことないものをするには、めちゃくちゃ先輩を尊敬していないとできない。ダウンタウンさんがやってきたことを知らないといけないし、だから先輩ってすごいと思うんです。リスペクトした上で新しいことをするというのが難しいと思います」と熱弁。1980年代の“MANZAIブーム”の火付け役となったビートたけしと、先日初対面を果たしたそうで「その時に『ネタを作りなさい』というありがたい言葉をいただきました。『今の時代はネットとかがあって、すぐにネタが廃れてしまう。漫才師は大変だけど、ここからまたネタ作りしないといけない』と言ってくださった」とかみしめるように話していた。

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  • NSCの学生に講義を行った霜降り明星(中央) (C)ORICON NewS inc.
  • 霜降り明星(左から)せいや、粗品(C)ORICON NewS inc.

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