フリーアナウンサー・夏目三久がMCを務める新番組『ポルポ』が、テレビ朝日系で2月2日にスタート（毎週土曜　深1：00〜1：30※一部地域を除く）。ポルポはイタリア語で「タコ」のこと。番組オリジナルキャラクター、タコの「ポルポ」を相手に、当たり前のことに「なんで？」と切り込んでいく。

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　2012年4月から7年にわたり、土曜の深夜に人々の好奇心をくすぐる番組を続けてきた夏目。新番組は「なんでタコ（のキャラクター）なんだろう、と思いました（笑）」という戸惑いは当然あった。

　ポルポとその仲間たちが街で発掘＆調査する「ギモン」は、「なんで家の外に名前を書くの？」という表札に関するギモンや、「時計はなんで右回りなの？」といった“人間はみんな当たり前だと思っているけど、タコからしたら「？」なギモン”の数々。取材して得た答えを、スタジオで夏目に報告する。

　初収録から、夏目も「考えたこともなかった！　“ギモン”に思ったこともなかった！」と目を丸くする事柄の真相が、次々と飛び出した。「仕事中はいつも『なんでだろう？』と考えるよう心がけているんです。でも、オフのときは何も考えないようにしているので、基本的に“ギモン”すら湧いてこず…」と、打ち明ける夏目。

　番組では、多彩な週替りのサブコーナーも用意。第1回では、広辞苑で調べてもしっくりこない言葉の意味を街ゆく人に聞き込み調査する「タコウ辞苑」を放送。第1回は「絆」の意味だけでなく、しみじみとした家族の感動エピソードにも出合い、夏目も「考えさせられたし、教えられました」と感じ入っていた。

　収録後、夏目は「まだ完全には手応えをつかみきれていませんが」と苦笑いしながらも、「収録は楽しかったです。どうやらタコはとっても頭が良くて、心もあるそうなんです。そういったタコならではの切り口とともに、また新しい番組を発信できそうで、私自身もワクワクしております。ポルポに対するリアクションももう少し磨き、いつでも受け身を取れるようにしていきたいですね。ポルポもかわいいので、みんなに愛されればいいな、と思います」と話していた。