世界最大規模のトランスジェンダーによるビューティーコンテスト『ミスインターナショナルクイーン』の日本代表選出大会が17日、都内で行われた。Vanさん（27）が優勝し、3月8日にタイ・パタヤで行われる本大会への出場を果たした。

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　同イベントを盛り上げるためにそのほか、MCにマイケル富岡、2009年の『ミスインターナショナルクイーン』グランプリに輝き、今大会のアンバサダーを務めるタレントのはるな愛、16年の『ミスインターナショナルクイーン』日本代表で、今大会の実行委員長である鈴木ゆまらも出席。

　優勝が決まった瞬間のスピーチで、Vanさんは「たくさんの応援してくれる仲良い人だったり会社の人だったりが応援にきてくれて、その中でこの結果を残せたのも、いつも協力してくれるみなさんのおかげだと思っています」と涙ぐみながらコメント。今の気持ちを誰に報告したいか聞かれ「まず生んでくれたお父さんお母さんにすべてのみなさんに報告したいです」に笑顔を振りまいていた。

　大会後の囲み取材で改めて今の気持ちを聞かれたVanさんは「今まで生きてきて一番うれしいです」としみじみ。3月の本大会への意気込みを聞かれ「私のもっている5000パーセント出し切って世界一をとってきます」と前を向いていた。同イベントの感想を聞かれたはるなは「司会という大役を任されていつも世界大会の審査委員とかもさせてもらってるんですけど、自分のことのように緊張しました」と歴史的瞬間の喜びをかみしめていた。

　昨年11月からエントリーを開始し、この日は書類審査を勝ち抜いた12人が登場。水着、パフォーマンス、ドレスウォーキングなどの審査を経て、Vanさんが日本代表の座を勝ち取った。

　そのほか、2位に白川由美子さん、3位に朝比奈輝空さん、特別賞にゆしんさん、星鶴心渚さんが輝いた。

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