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木村昴&佐藤美由希が明かす『スター・ウォーズレジスタンス』見どころ

 人気映画シリーズ『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015年)以前の物語を描いた最新テレビアニメ『スター・ウォーズレジスタンス』の放送が、全国のケーブルテレビおよびCS放送で視聴可能な「ディズニーXD」で12日よりスタートした(※初回は第1話+第2話の1時間放送)。どんな作品なのか、見どころはどこにあるのか、日本版で主人公カズーダ・ジオノ(通称:カズ)の声を担当する木村昴と、ヒロインであるトーラ・ドーザ役の佐藤美由希に聞いた。

『スター・ウォーズレジスタンス』主人公カズ役の木村昴、ヒロイン・トーラ役の佐藤美由希(C)& TM 2018 Lucasfilm Ltd.

『スター・ウォーズレジスタンス』主人公カズ役の木村昴、ヒロイン・トーラ役の佐藤美由希(C)& TM 2018 Lucasfilm Ltd.

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■飛行機のスピード感、風も感じられるような映像

――本作は、3Dアニメーションなのに、見た目はセル画のアニメに近い。吹き替えはいかがですか?

【木村】実写の吹き替えとはまた違うし、どちらかと言うと2Dのアニメーションに近い感じのお芝居になっている気がします。

【佐藤】(実写とアニメーションの)間ぐらいのイメージですよね。

【木村】ただお芝居の熱量は、実写に近い感じですよね。海外のアニメーションの作り方の特徴だと思いますけど、余計な動きをあまり入れない。絵と音楽で楽しんでもらうっていうところに特化しているという意味では、実写に近いのかなと思います。アニメーションって動いていれば全部音入れるみたいな部分はあるので、そこは慣れるのが大変でした。音は実写なんですけど絵はアニメーションなので、動いているとついアドリブを入れたくなっちゃうんです。

――むしろアドリブを入れないよう気をつけたといった感じでしょうか?

【木村】そうなんですよ(笑)。せりふとオリジナル版の役者さんが演じている声、(せりふの)分量は忠実に、熱量はプラスを意識したつもりです。

【佐藤】私は(実写の)吹き替えをやらせていただくことが多いので、世界観にするっと入れた感じはしました。普通のアニメーションでありつつ、コミカルに作られている部分もありますけど、実写のリアリティーが入っている感じがしましたね。

――本作は「スター・ウォーズ」の中でも、特にレースや空中戦といった部分に焦点が当てられています。世界観や物語に関してはどのような印象をお持ちですか?

【木村】実写には実写の迫力があると思うんですけど、これはアニメーションで表現できる部分において一番胸アツな作り方しているというか、アニメーションの飛行機の飛び方、リングにぶつかってクラッシュする感じとか、迫力がとにかくすごいんですよ。あとやっぱりキャラクターたちの動き方やリアクションのコミカルさが観ていてとにかく楽しいですね。でもやっぱり飛行機はすごい。レーサー用も運搬用もあって、種類がいっぱいありますからね。レジスタンスが乗ってくるものとか、ストームトルーパーたちのものとか、あとバイクみたいなのもありますしね。

【佐藤】3Dアニメーションならではかもしれないですけど、飛行機がすごい近くを通るので、スピード感とか風も感じられるような映像ですよね。

■主人公の父親からの自立もテーマに

――それぞれ演じられているキャラクターについてはいかがですか?

【木村】カズはとにかく純粋でピュア。戦略的で大人っぽい考え方ではなく、シンプルに「助けたい」とか「役に立ちたい」っていうところで突き動かされているところですよね。「ここにはこういう思いが隠されていて、こういう芝居をしている」というのではなく、一言一句その場でピュアに出てきたものだっていうのを意識してやるようにしています。

 物語を盛り上げるポジションとしてコミカルで、ヘタレだったり自信がなかったりする部分もあるけど、巻き込まれていくうちに心持ちが強くなっていく。自分で選択できるようになったり、ひとりで立ち向かってみたりといった、成長の部分もちょっとずつ積み重ねていけたらいいなとは、最初の段階から思っています。演じさせていただいている僕らも、回を追うごとに理解ができて、「次はこうしてみよう」と思うことはあるので、キャラクターの成長という意味では僕らも歩幅を合わせて成長させていただいています。

――自身のお父さんからの自立もテーマになっていますよね?

【木村】そうなんです、カズのお父さんがすごく怖いんですよ。「お前は○○で、○○はダメだ」のように、今までカズのすべてを決めていたんです。そこに初めて反発して、そしてスパイ活動を始める。今後、お父さんとの関係でも成長しているところが伝わればいいなと思っています。

――佐藤さんはいかがですか?

【佐藤】私が演じるトーラは、自信家で(レースを仕切っている)キャプテン・ドーザの娘で、それでいてエースパイロットで才能もあり、しかも自分がかわいいって自覚していて、傍から見たら女の子から嫉妬されちゃうような完璧な女の子だと思います。でも嫌味がなくて、トーラも抜けているところが多々あるし、そこがすごくチャーミングだなと思いました。無邪気なところが、よりトーラを魅力的にしてくれている要素なのかなと思っています。これからカズと触れ合っていく中で、大人に成長していくのかなと思っています。

■一人一体ずつ相棒のドロイドが登場

――ドロイドが一人一体ずつ付いているのがいいですよね。

【佐藤】かわいいですよね! すごくうらやましいです。

【木村】BB-8って、言葉は発さないじゃないですか。でも話数を重ねていくうちに(BB-8が何と言っているのか)わかってきたんですよ。カズと会話するシーンが多くて、台本にも「BB-8:SE(効果音)」って書かれているんですけど、そう書かれているのを見ても会話できるようになってきました。

【佐藤】さすが、回を重ねるとちゃんと相棒になっていくんですね。

【木村】BB-8がかわいいですよ。ここも見どころの一つですね。

――トーラのドロイドは?

【佐藤】お世話ロボットみたいなドロイドです。

【木村】超リアルなやつ! かわいくないって言ったらあれですけど(笑)

【佐藤】BB-8よりも大きい(笑)。でも頼りになるんです。

――最後に、本作の見どころをお願いします。

【木村】非常にコミカルなので幅広い年代の方に観ていただけるのではないかと思っています。お子様にも観ていただきたいですし、ご家族で観ていただいても非常に楽しめる内容になっていると思います。また、スター・ウォーズ好きからしても胸アツなシーンがたくさんありますので、楽しんでいただけたらなと思います。心を込めたので、ぜひご覧ください。

【佐藤】すごい色合いもきれいですし、ポップだし、ドタバタでコミカルなシーンがたくさんあって、もちろんシリーズを通してアクションやかっこいいシーンもありますので、いろんな方々に楽しんでいただける作品だと思います。

■放送情報
ディズニーXD:1月12日スタート
毎週土・日曜
前10:30〜11:00
後6:30〜7:00
深0:30〜1:00
※初回は第1話+第2話の1時間放送

関連写真

  • 『スター・ウォーズレジスタンス』主人公カズ役の木村昴、ヒロイン・トーラ役の佐藤美由希(C)& TM 2018 Lucasfilm Ltd.
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  • 『スター・ウォーズレジスタンス』ヒロイン・トーラ役の佐藤美由希(C)& TM 2018 Lucasfilm Ltd.
  • 『スター・ウォーズレジスタンス』ディズニーXDで1月12日スタート(C)& TM 2018 Lucasfilm Ltd.

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