芸能活動を休止していた2人組ダンスユニット・エグスプロージョンのおばらよしお(36)が27日、ファンクラブ限定イベントで復帰を果たした。一時は起こした事件の大きさに引退も考えたが、相方・まちゃあき(37)、そしてファンの声が支えとなって復帰することになった。
■まちゃあきの言葉で引退考え直す おばら「ファンを悲しませるのはつらい」
おばらは昨年12月に交際女性への傷害事件をおこし、神奈川県警に書類送検を受けたことで、4月末から芸能活動を休止した(8月15日に不起訴処分に)。復帰直前にインタビューに応じた、おばらは「まずは、私が起こした自覚の足りない行動で多くの方にご迷惑をおかけした。まずは、それを率直に謝りたい」と謝罪した。
騒動の重大さから引退する決意を1度は固めたという。ただ「ファンの皆様、事務所の皆様、そして相方・まちゃあきの『また1から頑張ろうよ』という言葉を受けまして、お仕事で返すことを選んでみようと考えました」と話す。まちゃあきも「ファンの方々にとって、明るいニュースを届けたかった。このままエグスプロージョンが散り散りになっていくのが1番、悲しいこと。1からという覚悟のもと、相方のおばらさんに一緒に2人で作品を提供していくことがベストだと感じました」と胸のうちを語った。
まちゃあきはおばらが活動を休止している間もエグスプロージョンという名前を使い続けた。「なるべく忘れられないように、と1人でもエグスプロージョン・まちゃあきとして活動した。ここから新たなスタートが切れる。重複しますが、1から1歩ずつ精進していきたい」と力を込めた。
休んでいる期間は騒動を考えないように、とSNSなどから距離を置いた。自宅でふさぎ込む時間もあったが、まずいと思い外に出るようにした。芸能界を引退してもダンスから離れるという考えはなかったこともあり、おばらは「クヨクヨするよりも、外に出て身体を動かそうと。定期的にダンススタジオに入っていました。早朝に走ったりもしました」。学生時代にしていたバスケットを弟と一緒にやったりもしたという。
母からは引退を強く勧められた。「『あなたは辞めた方がいい。これ以上、まちゃあきさんにも事務所にもファンの方にも迷惑かけちゃダメ。男なら自分が起こしたことの責任を取って潔く身を引きなさい』と言われました。何も返す言葉はなかったです」。
おばらとまちゃあきは一切、連絡を取らなかったという。おばらは「『申し訳ない』と文字にするのも軽いと思い。まず、何から伝えていいかわからなかった」。10月末に引退する覚悟を決めて、まちゃあきと会った。ただ、まちゃあきは活動を通してファンに返してくこと進言。話し合いは平行線をたどったが、まちゃあきは「わがままな彼女のように『(引退は)嫌だ』と言い続けた」と冗談交じりに回想。おばらが熟慮を重ね、復帰することを決めた。「迷った結果です。まちゃあきはずっとポジティブでした。それがありがたかったですね」と感謝した。
うれしかったファンからの言葉は「2人でエグスプロージョンですから」だという。「『まちゃあきさん1人でも応援しますが、隣にいらっしゃらないのは寂しいです』と。悲しんでほしくないなと思いました。ファンを悲しませるのは、僕としてもつらいですし」と現在の思いを語った。
■1月、2月に舞台『KAKERU』に出演「精一杯、力を注ぎ込みたい」」
イベント復帰を果たしたおばらは冒頭、1人で登場。ファンに謝罪すると同時にテクニカルなダンスで魅了した。終了後の囲み取材では「久しぶりのステージというものもあって、自分が思っていた以上に緊張していた。でもやっぱり、ダンサーとしてステージに立てるのは、うれしいなというのが率直な気持ちでした」と汗を拭った。
今後は1月、2月に行われるまちゃあき演出のダンスと演劇を融合させた公演『KAKERU』にも出演する予定。おばらは「先日、プレ公演を観させていただいた。一切、内容など詳細は知らない状態で観たんですけど、久しぶりに『こういうことをやりたい』と具体的に思いました。まちゃあきとしても、エグスプロージョンとしても、表現したかった新しいダンスのアプローチ『KAKERU』という舞台に精一杯、力を注ぎ込みたい」と熱く語った。まちゃあきも「ブランクもあるので、板の上で生き生きしていることが1番」としつつも「今回は立場が完全に上になるのでコキ使ってやろうかな(笑)。いらないところでもダンスさせようか」と笑顔で期待した。
夏に行っているライブツアーが最大の目標。そして、まちゃあきは「YouTubeで知ってもらった方がたくさんいる。そのYouTubeも動かしながら、目の前のことを一つひとつしっかりやっていくしかない」ときっぱり。おばらも「『KAKERU』など、まちゃあきといろいろ挑戦していきたい。ライブツアーは参加できなかった今年分まで来年以降は力を尽くしたい」と前を向いた。
最後に、おばらは「2度と、こういうことがないように僕自身も強い自覚と意識を持たないといけない。そこは、まちゃあきに対して約束したい。今までお休みしていた分、みなさまをうれしい気持ち、楽しい気持ちにさせられるように努力したい」と宣言。ファンに向け、まちゃあきも「お待たせ!の一言に尽きます」と呼びかけた。
さまざまな批判も覚悟の上での復帰。多くの人にダンスの魅力を伝えるという本懐を叶えるため、歩みを止めない。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
■まちゃあきの言葉で引退考え直す おばら「ファンを悲しませるのはつらい」
おばらは昨年12月に交際女性への傷害事件をおこし、神奈川県警に書類送検を受けたことで、4月末から芸能活動を休止した(8月15日に不起訴処分に)。復帰直前にインタビューに応じた、おばらは「まずは、私が起こした自覚の足りない行動で多くの方にご迷惑をおかけした。まずは、それを率直に謝りたい」と謝罪した。
騒動の重大さから引退する決意を1度は固めたという。ただ「ファンの皆様、事務所の皆様、そして相方・まちゃあきの『また1から頑張ろうよ』という言葉を受けまして、お仕事で返すことを選んでみようと考えました」と話す。まちゃあきも「ファンの方々にとって、明るいニュースを届けたかった。このままエグスプロージョンが散り散りになっていくのが1番、悲しいこと。1からという覚悟のもと、相方のおばらさんに一緒に2人で作品を提供していくことがベストだと感じました」と胸のうちを語った。
まちゃあきはおばらが活動を休止している間もエグスプロージョンという名前を使い続けた。「なるべく忘れられないように、と1人でもエグスプロージョン・まちゃあきとして活動した。ここから新たなスタートが切れる。重複しますが、1から1歩ずつ精進していきたい」と力を込めた。
休んでいる期間は騒動を考えないように、とSNSなどから距離を置いた。自宅でふさぎ込む時間もあったが、まずいと思い外に出るようにした。芸能界を引退してもダンスから離れるという考えはなかったこともあり、おばらは「クヨクヨするよりも、外に出て身体を動かそうと。定期的にダンススタジオに入っていました。早朝に走ったりもしました」。学生時代にしていたバスケットを弟と一緒にやったりもしたという。
母からは引退を強く勧められた。「『あなたは辞めた方がいい。これ以上、まちゃあきさんにも事務所にもファンの方にも迷惑かけちゃダメ。男なら自分が起こしたことの責任を取って潔く身を引きなさい』と言われました。何も返す言葉はなかったです」。
おばらとまちゃあきは一切、連絡を取らなかったという。おばらは「『申し訳ない』と文字にするのも軽いと思い。まず、何から伝えていいかわからなかった」。10月末に引退する覚悟を決めて、まちゃあきと会った。ただ、まちゃあきは活動を通してファンに返してくこと進言。話し合いは平行線をたどったが、まちゃあきは「わがままな彼女のように『(引退は)嫌だ』と言い続けた」と冗談交じりに回想。おばらが熟慮を重ね、復帰することを決めた。「迷った結果です。まちゃあきはずっとポジティブでした。それがありがたかったですね」と感謝した。
うれしかったファンからの言葉は「2人でエグスプロージョンですから」だという。「『まちゃあきさん1人でも応援しますが、隣にいらっしゃらないのは寂しいです』と。悲しんでほしくないなと思いました。ファンを悲しませるのは、僕としてもつらいですし」と現在の思いを語った。
■1月、2月に舞台『KAKERU』に出演「精一杯、力を注ぎ込みたい」」
イベント復帰を果たしたおばらは冒頭、1人で登場。ファンに謝罪すると同時にテクニカルなダンスで魅了した。終了後の囲み取材では「久しぶりのステージというものもあって、自分が思っていた以上に緊張していた。でもやっぱり、ダンサーとしてステージに立てるのは、うれしいなというのが率直な気持ちでした」と汗を拭った。
今後は1月、2月に行われるまちゃあき演出のダンスと演劇を融合させた公演『KAKERU』にも出演する予定。おばらは「先日、プレ公演を観させていただいた。一切、内容など詳細は知らない状態で観たんですけど、久しぶりに『こういうことをやりたい』と具体的に思いました。まちゃあきとしても、エグスプロージョンとしても、表現したかった新しいダンスのアプローチ『KAKERU』という舞台に精一杯、力を注ぎ込みたい」と熱く語った。まちゃあきも「ブランクもあるので、板の上で生き生きしていることが1番」としつつも「今回は立場が完全に上になるのでコキ使ってやろうかな(笑)。いらないところでもダンスさせようか」と笑顔で期待した。
夏に行っているライブツアーが最大の目標。そして、まちゃあきは「YouTubeで知ってもらった方がたくさんいる。そのYouTubeも動かしながら、目の前のことを一つひとつしっかりやっていくしかない」ときっぱり。おばらも「『KAKERU』など、まちゃあきといろいろ挑戦していきたい。ライブツアーは参加できなかった今年分まで来年以降は力を尽くしたい」と前を向いた。
最後に、おばらは「2度と、こういうことがないように僕自身も強い自覚と意識を持たないといけない。そこは、まちゃあきに対して約束したい。今までお休みしていた分、みなさまをうれしい気持ち、楽しい気持ちにさせられるように努力したい」と宣言。ファンに向け、まちゃあきも「お待たせ!の一言に尽きます」と呼びかけた。
さまざまな批判も覚悟の上での復帰。多くの人にダンスの魅力を伝えるという本懐を叶えるため、歩みを止めない。
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2018/12/28