お笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介、石田明が25日、都内で行われたアニメ映画『コードギアス 復活のルルーシュ』（来年2月9日公開）完成披露試写会に出席。シリーズの主人公でイケメンキャラクターのルルーシュ（仮面の男・ゼロ）のコスプレ姿で登場した井上は、「最高に決まっていて（仮面を）取りたくない」と自画自賛し、ルルーシュと同じくイケメンキャラ・スザクとのライバル関係にちなみ「（イケメンのライバルは）竹内涼真さんです。すごいイケメンだと思うので、負けないように頑張りたいと思います！」と本人がいない所で張り合っていた。

【写真】その他の写真を見る

　ルルーシュは、端正な顔立ちなでかつ“中二病”的な決めぜりふも披露するキャラクター。『コードギアス』好きだという井上は「王様から動かないと部下が付いて来ないだろ？」と名せりふを披露したり、「『我を愛せ！』、ルルーシュが世の中の女性にギアスをかけたらこんなことを言うかな」と終始、ルルーシュになりきっていた。

　相方の石田も同作のヒロイン・C.C.のコスプレ衣装で登場。白い衣装を着ている同キャラと石田も漫才などで白の衣装を着ていることから「この仕事のオファーは、僕が白いからでしょ。あと、相方が（過去の事件で）復活したということで、NON STYLEに届いた」と自虐ネタを展開し「これからの漫才もこれで出ようと思います」と笑わせた。

　井上は今年、人気アニメ『ソードアート・オンライン アリシゼーション』（以下、SAO）と『モンスターストライク』のコラボを記念したCMで、井上とSAOの登場キャラ・キリトがコラボした“井上キリト”として出演した。アニメ実写映画のオファーについては「『コードギアス』でお話をいただいたら、もちろん出ますよ！　あなたたちが何と言おうとルルーシュ役できたら出ます！」と意気込んだ。

『コードギアス 復活のルルーシュ』は、2000年台を代表する人気アニメ『コードギアス　反逆のルルーシュ』（06年、08年放送）のシリーズ最新作で、昨年10月〜今年5月にかけて上映された劇場3部作の「その後」を描くストーリー。

　光和2年。世界は再編成された超合衆国を中心にまとまり、平和な日々を謳歌していた。しかし、仮面の男・ゼロとして、ナナリーの難民キャンプ慰問に同行したスザクが謎のナイトメアフレームに敗れ、2人は連れ去られてしまった。カレン、ロイド、咲世子も潜入先の戦士の国・ジルクスタン王国で謎のギアスユーザーに襲われる。その場にはC.C.の姿もあった。ギアスのことを知るジルクスタン王宮の面々とC.C.の思惑が描かれる。