狂言師の野村萬斎が17日、都内で行われた現代能『陰陽師 安倍晴明 晴明 隠された謎…』の取材会に出席。2020年の東京オリンピック・パラリンピック開閉会式を演出する総合統括を担当していることを受け、報道陣から進捗状況を聞かれると「役職上、日々考え、プレゼンテーションに備えて、もちろんコンセプトやプランは徐々に固まりつつあります」と笑顔を浮かべた。
今作との関わりにも触れ「こういう機会を先生にも与えていただいて、ジャンルを超越したり、ハイテクを使ったり、そういった実験・試演にもなりますのでね、オリンピック・パラリンピックも古典とハイテク、ステージ演出なども多少はかぶってきますので、いい機会を与えていただきました」と力説。「まだ1年半ありますから、どこまで具体的かは言えませんが、私がさせていただくので、当然、能や狂言、ほかの日本のいろんな芸能を集積させて発信していきたいと思っているのは事実です」と呼びかけた。
2001年の東京・サントリーホールでの初演以降、海外公演も含めて20回以上の公演が行われてきた同作。現代劇や映画に用いられる手法、イリュージョンなどのスペクタクルな仕掛けを起用した演出で、能の可能性を広げる作品として注目を集めてきた。9月に上演されて話題となった萬斎による新演出が施された今作の追加公演が、来年1月9日と10日に東京・中野サンプラザで上演される。
取材会にはそのほか、能楽の人間国宝である梅若実玄祥も出席。参加予定だった大空ゆうひは「仕事の都合がつかなかった」との理由から急きょ欠席となった。
今作との関わりにも触れ「こういう機会を先生にも与えていただいて、ジャンルを超越したり、ハイテクを使ったり、そういった実験・試演にもなりますのでね、オリンピック・パラリンピックも古典とハイテク、ステージ演出なども多少はかぶってきますので、いい機会を与えていただきました」と力説。「まだ1年半ありますから、どこまで具体的かは言えませんが、私がさせていただくので、当然、能や狂言、ほかの日本のいろんな芸能を集積させて発信していきたいと思っているのは事実です」と呼びかけた。
2001年の東京・サントリーホールでの初演以降、海外公演も含めて20回以上の公演が行われてきた同作。現代劇や映画に用いられる手法、イリュージョンなどのスペクタクルな仕掛けを起用した演出で、能の可能性を広げる作品として注目を集めてきた。9月に上演されて話題となった萬斎による新演出が施された今作の追加公演が、来年1月9日と10日に東京・中野サンプラザで上演される。
取材会にはそのほか、能楽の人間国宝である梅若実玄祥も出席。参加予定だった大空ゆうひは「仕事の都合がつかなかった」との理由から急きょ欠席となった。
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2018/12/17