お笑いコンビ・アルコ＆ピース、タレント・磯山さやかが12日、都内で行われた住宅ローン専門金融機関のアルヒ主催の『本当に住みやすい街大賞2019』の発表会に参加。お笑い界ではとろサーモンの久保田かずのぶとスーパーマラドーナの武智が、『M-1グランプリ2018』で審査員を務めた上沼恵美子に対して暴言を吐いた騒動が大きな関心を集めているが、アルピーの2人はコメントを求められず、退場時に「ヒヤヒヤして損した！」と苦笑いを浮かべた。

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　この日は、カニ鍋や平子祐希のPTA会長選の票が集まっている話など、TBSラジオ『アルコ＆ピースD.C.GARAGE』のリスナーと思わしき記者が質問。2人は「リスナーだな？」「あなたもリスナーなんですか？」と笑顔があふれた。ちなみに会長の票が集まっていることに関して平子は「本当です。政界進出への足がかり。芸能界の枠で収まり切らない人物という外の声は聞いている。その第一歩としてPTA会長はふさわしい場所」とらしさ全開で語っていた。

　そんなアットホームなまま、取材は終了。上沼に関する質問が来ることを想定していたそうで、退場時に平子は「上沼さんの話、聞かれないんだ」とボヤき、酒井健太も「ちょっとヒヤヒヤして損した！」と苦笑いを浮かべ、会場を笑わせた。

　また、今年は『キングオブコント』『M-1グランプリ』といった賞レースで思うような結果が残せず、ラジオで来年以降は撤退することを示唆していた。平子は「僕は40歳という年齢になった。若手の1番上ぐらいになった。若い者からスターを輩出するという大会の名目にふさわしくないのかな、と。『今年で最後』と取り決めて参加したつもりが、3回戦落ちでした」と回想。来年は「落ちた悔しさ、もうちょっとできたという後悔の念はあったんですが、今回、ガタついてたのでもういいかな」ときっぱり。酒井も「もうお腹いっぱいです」と平子の意見に同意した。

　今年は可もなく不可もない、なだらかな1年だっだようで、で平子は「僕らはギャグを作るでもなく、トピックスがあるわけではない。テレビをつけたら深夜帯で顔見るなっていうぐらいの立ち位置を数年、続けている。『パッとしないね』と言われるけど、この位置を守ることの難しさ、安定っていうことの大切さを若手には教えたい」としみじみ語っていた。

　一方の磯山はイベント中に「今後、結婚する予定があるかもしれない。子育てしやすい街が勉強になった」と話したが、結婚の予定について聞かれると「こればっかりはわからないですね〜。今はすっからかん。電撃婚含めて、来年あったら、うれしいなって思います」と話すに留めた。すると横にいた平子は「こうやって言うヤツがサラって結婚する。『と、目を泳がせながら語っていた』にしてください」と横やりを入れて、慌てさせた。

　酒井も「志村けんは？」と磯山と仕事を多くする大ベテランの“独身貴族”を名指ししたが、磯山は「大御所を呼び捨てにするんじゃない！ 尊敬する方ですけれど私には興味がない」とやんわり交わした。そして、同い年の酒井を報道陣から勧められた磯山は「同い年は引かれ合う。このランキングをきっかけにあるかも」と意外と乗り気に。気をよくした酒井は「磯山さやか、ワンチャンあるな」とご満悦だった。

　『本当に住みやすい街』は東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県が対象。1.住環境、2.交通利便、3.教育環境、4.コストパフォーマンス、5.発展性という基準に選定。1位は赤羽が輝き、2位は南阿佐ヶ谷、3位は日暮里となった。あわせて発表されたシニア編は大泉学園が1位だった。

■『本当に住みやすい街大賞2019』
1位：赤羽（東京都）
2位：南阿佐ヶ谷（東京都）
3位：日暮里（東京都）
4位：川口（埼玉県）
5位：柏の葉キャンパス（千葉県）
6位：勝どき（東京都）
7位：南千住（東京都）
8位：千葉ニュータウン（千葉県）
9位：小岩（東京都）
10位：矢向（神奈川県）

■『本当に住みやすい街大賞2019』シニア編
1位：大泉学園（東京都）
2位：神田（東京都）
3位：印西牧の原（千葉県）