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BSテレ東の番組初、「科学放送高柳賞」受賞

 毎年、科学技術の普及や振興に寄与した番組を表彰する「第49回・2018年度科学放送高柳賞」が発表され、BSテレビ東京(BSジャパン)の番組が初受賞した。2017年10月29日放送の『衝撃!未来テクノロジー2030年世界はこう変わる』(放送時はBSジャパン)が優秀賞に選出された。

BSテレビ東京(BSジャパン)の番組『衝撃!未来テクノロジー2030年世界はこう変わる』(2017年10月29日放送、当時はBSジャパン)「第49回・2018年度科学放送高柳賞」優秀賞が初受賞した(C)BSテレビ東京

BSテレビ東京(BSジャパン)の番組『衝撃!未来テクノロジー2030年世界はこう変わる』(2017年10月29日放送、当時はBSジャパン)「第49回・2018年度科学放送高柳賞」優秀賞が初受賞した(C)BSテレビ東京

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 科学放送高柳賞は、テレビ受信機や放送技術の完成における中心人物であり、“テレビの父”と呼ばれる高柳健次郎を記念して設立された高柳健次郎財団が創設。

 受賞した番組では、日々進化を遂げる科学技術によって、私たちの生活はどう変化していくのか(?)をテーマに、モビリティー(交通)、医療、AI(人工知能)といった技術の研究開発の現場を米西海岸や日本国内で取材、2030年を大胆に予測。

 モビリティー分野では、米西海岸で電気自動車テスラのCEOイーロン・マスク氏が主導する未来型交通網のコンテストをリポート。真空チューブの中を時速1200キロで疾走するという構想に夢を抱く慶応大学のチームにも密着取材した。そのほか実現が視野に入った「空飛ぶクルマ」の最新事情も紹介した。

 医療では日本のベンチャー企業が挑む最先端の筋電義手や、体内を巡って病気を治すナノマシンを取材。米国で進む遺伝子レベルのがん診断の実情も報告した。iPS細胞でノーベル賞を受賞した京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥教授にインタビューも敢行し、2030年の医療の現場を予測。

 創造・芸術の世界まで視野に入り始めたAIの活用では、いずれ到来するといわれる「AIが人間を超えるシンギュラリティー(技術的特異点)」の時代を見据え議論を展開した。

 なお、「第49回・2018年度科学放送高柳賞」最優秀賞は、WOWOW『パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ 「WHO I AM」 森井大輝(日本/アルペンスキー)【平昌パラリンピック完全版】』(2018年5月4日放送)。優秀賞はもう1番組、NHK『NHK スペシャル シリーズ古代遺跡透視 大ピラミッド発見!謎の巨大空間』(17年11月4日放送)が受賞した。

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  • BSテレビ東京(BSジャパン)の番組『衝撃!未来テクノロジー2030年世界はこう変わる』(2017年10月29日放送、当時はBSジャパン)「第49回・2018年度科学放送高柳賞」優秀賞が初受賞した(C)BSテレビ東京
  • 京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥教授などが出演(C)BSテレビ東京

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