30日放送のテレビ朝日系『ミュージックステーション』（毎週金曜　後8：00）では名曲カバーメドレーを放送。コブクロが欅坂46のデビュー曲「サイレントマジョリティー」をアコースティックバージョンでカバーするほか、絢香は中島みゆきが1992年に発表した名曲「糸」を、そしてDAIGOはWANDSが1992年に発表し、最大のヒット曲となった「もっと強く抱きしめたなら」を披露する。

【写真】その他の写真を見る

　以前、欅坂46のコンサートを観に行き、心打たれたというコブクロ・小渕健太郎。今回カバーする楽曲「サイレントマジョリティー」は欅坂46の楽曲の中でも特に好きな曲だそうで、小渕は「まるで、ロックバンドやパンクバンドがもつメッセージを浴びているかのような、心を掻き毟るような感覚を、その後、自分の曲作りにも生かせました」とその魅力を語る。

　「アコギ1本でやってみようとアレンジしたところ、2人でのハーモニーが面白く、新しく、今回カバーさせていただくことになりました」とカバーに至った経緯を告白。「歌の、特にサビの言葉の字振りが、自分たちの音楽には無いテイストとリズムなので、そこをきちんとなぞりながら、コブクロとしてハーモニーを奏でられるように練習しました」と、カバーにあたっての苦労も明かしている。

　今回は、コブクロは20周年記念ソングとなっている「晴々」も披露。20年目の節目に行った、宮崎での記念ライブの最後に歌いたいと思い作った曲だそうで、小渕は「20年間、僕は何をしてきたのかなと考えた時に“シンプルにただ黒田（俊介）の声を世界中に届けたいと思っていたら、数えきれない程の曲が出来た”という事を一曲にしました」と紹介。

　「20周年を迎えられた事は、僕らにとってとても大きく、感謝の思いと共に、晴れやかな気持ちが強く生まれました」と話し、「20周年という大きな大きな扉をファンの皆さんと心一つにして開けるイメージで、アップテンポな曲。まさに『晴々』とした思いです」と、黒田やファン、スタッフ、楽曲そのものへの愛情たっぷりに話していた。

　『ミュージックステーション』のレギュラー放送は実は、今夜が最後。VTR企画では、1000人に聞いた「今年の1曲」をランキングにして発表。2018年にリリースされた楽曲の中でみんなの印象に残ったNo.1ソング、そしてみんなが歌った・踊った、今年最も支持された曲が明らかに。

　11月14日にアルバムをリリースした絢香は、篠原涼子主演映画『人魚の眠る家』の主題歌「あいことば」も歌唱。AKB48は最新シングル「NO WAY MAN」をパフォーマンス。指原莉乃が挑戦するAKB48史上最難の振り付けに注目だ。

　『関ジャム完全燃SHOW』（同局）などにも出演し話題を呼んだ、山陰発の4人組ピアノPOPバンド、Official髭男dismが『ミュージックステーション』に初登場。最新曲「Stand By You」をテレビ初披露する。

　Sexy Zoneは中島健人主演ドラマの主題歌「カラクリだらけのテンダネス」と、CMソング「すっぴんKISS」を披露。甘い曲とハードな楽曲の甘辛セクシーメドレーで楽しませてくれる。

　DAIGOは12月５日発売のカバーアルバムから、WANDSのヒット曲「もっと強く抱きしめたなら」。東京スカパラダイスオーケストラ feat.宮本浩次は11月28日にリリースした「明日以外すべて燃やせ」を披露する。