酒気帯び運転でひき逃げし、2人に軽傷を負わせたとして自動車運転処罰法違反（過失傷害）と道交法違反で東京地検に起訴された元モーニング娘。の吉澤ひとみ被告（33）の初公判が29日、東京地裁で開かれ、20席の一般傍聴券を求め、1137人が列を作った。

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　吉澤被告は、9月6日に東京・中野区で酒を飲んで乗用車を運転し、自転車の女性をはねてそのまま逃げるなどしたとして、自動車運転死傷処罰法違反（過失運転致傷）と道交法違反（酒気帯び運転、ひき逃げ）の疑いで、警視庁中野署に逮捕された。同月26日に2人に軽傷を負わせたとして自動車運転処罰法違反（過失傷害）と道交法違反の罪で東京地検から起訴され、翌27日に勾留先の東京・警視庁原宿署から保釈。

　保釈後には芸能界引退も発表し、所属事務所を通じた自筆の署名入りの書面で「今後は自分が犯した罪を償い、一社会人として母として恥ずかしくない行動ができるよう、一歩一歩進んで参ります」と思いをつづっていた。