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ジャズピアニスト・佐山雅弘さん死去 64歳 「楽しさこの上ない人生を…」と“最期”のメッセージ

 ジャズピアニストの佐山雅弘(さやま・まさひろ)さんが14日に死去した。ミューザ川崎シンフォニーホール公式サイトで同日、訃報が伝えられた。64歳だった。

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 サイトでは「ミューザ川崎シンフォニーホールの開館当初より、ホールアドバイザーとして人気企画『ジャズピアノ6連弾』『オーケストラで楽しむ映画音楽』『サマーナイト・ジャズ』など、ジャズを軸とした人気企画を多数プロデュースしていただきました」とし「スタッフ一同ご回復をお祈りしておりましたが、願いかなわず私どもも非常に残念です」と記した。

 なお、今月16日の『佐山雅弘 スペシャル・ピアノ・プロジェクトジャズ・トライアングル 〜 The 3 Pianists』については「本人のご遺志により予定通り開催いたします」と報告し「ご子息の佐山こうた氏(ジャズピアニスト)及び、故人と旧交の深かった国府弘子氏(ジャズピアニスト)が代わって出演いたします」と発表した。

 また、サイトでは佐山さんからの“最期”のメッセージを掲載。「みなさま。佐山雅弘より このお手紙がお手元に届く時、僕はこの世におりませんが、長きに亘ってのお付き合いにお礼を言いたくて家人に託しました。加山雄三とタイガースが大好きな中学生。高度成長期大阪の衛星都市尼崎に親父が構えた小〜さな小売商を継ぐことに何の疑念も持たないごく普通(以下)の子供がジャズとの出会いで、楽しさこの上ない人生を送ってしまいました」。

 「まことに人生は出会いであります。『君の身体は君の食べたモノで出来ている』と言いますが、まったく同様に僕という者は僕が出会った人々で出来ているのだとしみじみ実感したことです。その出会いを皆様にあらためて感謝しつつ、今後益々の良き日日を祈りながらお別れをします。ありがとう、さようなら 2018年11月14日  佐山雅弘」。

 佐山さんは、国立音楽大学作曲科在学中より音楽活動を開始。ピアニストとしてのみならず、作・編曲家としても高い評価を得ており、コンサートやテレビ番組の音楽監督も数多く手がけ、ジャズだけでなくロックやポップなど幅広いジャンルで活躍。

 そのほかにも、音楽グループ・PONTA BOXのオリジナルメンバーとして活動し「モントルー・ジャズフェスティバル」をはじめとするジャズフェスティバルや、フジテレビ系『ニュースJAPAN』へのレギュラー出演などで、日本を代表するピアニストとしての地位を不動のものにした。

 佐山さんは、2014年に胃がんを切除し、昨年5月には定期検診で腸閉塞が発見され、急きょ手術を行った。今年8月にはブログを通じて「血液検査の結果が思わしくないというので検査&療養入院になってしまった」と明かしていた。

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  • ジャズピアニスト・佐山雅弘さん
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