男性ファッション誌『メンズノンノ』の専属モデルを選出する公開オーディションが12日、都内で行われ、東京都在住の大学生・鈴鹿央士さん（18）が2018年のグランプリを獲得。映画ロケで地元・岡山に訪れた女優の広瀬すずに“発掘”され、オーディション中から話題を集めていた逸材だ。

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　1986年の創刊以来、阿部寛、田辺誠一、谷原章介、東出昌大、坂口健太郎ら多くのスターを輩出し、人気俳優の登竜門として知られる同誌モデル。グランプリを呼ばれ、驚きの表情を浮かべた鈴鹿さん。先輩モデルとなる成田凌から「ようこそ、『メンズノンノ』へ」と声をかけられ、記念トロフィーを手にした。

　受賞のスピーチでも「まさか選ばれるとは思ってなかったので、心臓がバクバクして何をしゃべっていいか…」と地に足がつかない様子。興奮を抑えながら「これから『メンズノンノ』の一員として頑張っていきたい。応援よろしくお願いします！」と初々しく意気込み、温かい拍手を浴びていた。

　終了後には囲み取材に対応した鈴鹿さんは、憧れのモデルを「成田さん」と即答。これに「かわいくてしょうがない」と目尻を下げた成田は、報道陣から促される形で「周りはよく見たほうがいい」と“週刊誌対策”をアドバイスした。

　鈴鹿さんはグランプリのほか、「ラボ・シリーズ賞」も受賞し、二冠を達成。恩人でもある広瀬へ「『メンズノンノ』の専属モデルになれました。これから頑張っていきます！」と喜びと決意を語っていた。

　この日の最終審査には、応募総数2000通以上のなかから選ばれたファイナリスト11名が登場。鈴鹿さんのほか、「メンズノンノ ビューティー賞」をモデル・岸本セシル（28）の弟、東京都在住の岸本ルークさん（18）が受賞した。