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宮野真守『はいからさんが通る』の魅力は“普遍性” 「ずっと感動していられる」

 声優の早見沙織宮野真守櫻井孝宏坂本真綾が20日、都内で行われた劇場版『はいからさんが通る 後編 〜花の東京大ロマン〜』舞台あいさつに出席。同作公開にあたり、宮野は「“不朽の名作”本当にその通りだなと思います。普遍的なこの物語のメッセージがあるからこそ、ずっと感動していられるし、ずっと好きでいられるんだなと改めて感じた」と絶賛していた。

(左から)櫻井孝宏、早見沙織、宮野真守、坂本真綾 (C)ORICON NewS inc.

(左から)櫻井孝宏、早見沙織、宮野真守、坂本真綾 (C)ORICON NewS inc.

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 『はいからさんが通る』(原作:大和和紀)は、1975年〜77年まで『週刊少女フレンド』(講談社)で連載された大正浪漫少女漫画の金字塔ともいえる作品。78年はテレビアニメが放送され、87年に南野陽子阿部寛で劇場実写化、テレビドラマ化などもされている。

 昨年11月に公開された『はいからさんが通る 前編 〜紅緒、花の17歳〜』は、主人公・花村紅緒と許婚(いいなずけ)の伊集院忍少尉の出会いと恋のはじまりが主なストーリー。その後編となる同作は、旧テレビアニメシリーズでは未完だった原作のラストエピソードまでを初めて完全アニメ化し、紅緒と少尉の恋の結末が描かれる。

 同作の公開を迎えての心境について早見は「後編から新たなキャラクターがたくさん描かれていたので楽しかったです」とにっこり。「私自身、試写で観させていただいたんですけど、あの原作が最後まで描かれるっていう感慨が一番大きかった」と原作映像化への想いを語った。

 また坂本は同作について「ひたすら紅緒がかわいい映画です。今の私たちの世代が自由に生きられるようになったのもこの時代の女子が戦ってくれたからなんだなと思いながら、この作品を観て、さらに女性たちに強くなってほしいなと思います」と力強く語った。

 最後に早見は「現代でも紅緒たちが生きた時代でも色々なことが起こっている。それでもみんな新しい日を迎えて立ち上がって生きていくんだというのを時代は全然違うかもしれないけど、スクリーンの中から感じていただいて、明日を生きていく糧にしていただけたらうれしいなと思います」と呼びかけていた。

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