1995年に『ためしてガッテン』（2016年3月まで）の番組名で放送を開始したNHKの『ガッテン！』（毎週水曜　後7：30〜8：15）。23年の歴史の中で、身近な生活の話題をテーマに、科学を駆使した「ワザ」や「新情報」を伝えてきたが、10月31日の放送で1000回を迎えることになった。司会として初回から出演し、1000回目の収録を終えた司会の立川志の輔と、小野文惠アナウンサー（97年4月〜）のコメントが到着した。

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　志の輔は「『ためしてガッテン』が始まった23年前。ゴールデンタイムの、しかも科学番組の司会を任されたときは、『NHKは早くもこの番組をあきらめたのか』と思ったものです（笑）」と、司会に抜てきされた当時を振り返り、「どれほど続くか心配されたこの番組も、思いがけず（？）1000回の大台を迎えることができました。ガッテンの収録は、毎週が特番のようなあわただしさで大変なことも多いのですが、今後もますます役立つ情報をお届けしていきたいと思っています」と、意欲を見せた。

　小野アナウンサーも「こんなに長く続くとは！　支えてくださった視聴者の皆さま、本当にありがとうございます。わたしがガッテンの担当になったときは、まだ20代でした。若くて健康な小野アナウンサーの赤血球は…などと引き合いに出されていたものですが、いまやすっかり…。でも気持ちはいつも新鮮そのもの。言い間違いも初々しく笑顔でカバー。これからも日本中の皆様の健康と幸せのために頑張ります」と、伝えている。

　記念すべき放送1000回のテーマは、「免疫力」を上げる最強の方法を特集。風邪や肺炎はもちろん、ガンなどのさまざまな病気から身を守る、最大にして最後の砦となるのが体に備わった「免疫力」。今回とことん追求するのは「超大切な免疫力を、最もアップさせる方法は何か？」。さまざまな食べ物やお風呂など、ちまたで言われる方法はもちろん、瞑想やスロジョギなど、番組が紹介してきた方法もあわせて改めて徹底検証する。アメリカで出会った「絶対に風邪をひかない女性」や「最新の免疫研究」を通して浮かび上がった「本当に効果のある方法」とはいったい何なのか。総力取材で、一生役に立つ最強ワザを紹介する。