女優の土屋太鳳が9日、都内で行われた、TBSのドキュメントバラエティー番組『消えた天才』囲み取材会に出席した。

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　TBSの単発番組として過去4度放送されて好評を博し、10月21日よりレギュラー放送化が決定（毎週日曜　後8：00〜8：54　※初回は2時間スペシャルで後6：30〜8：54）。あらゆる業界の一流がかつて“絶対に勝てなかった人”や“すごいと思った人”で、現在は表舞台から姿を消している“消えた天才”の第2の人生を追跡するドキュメントバラエティー。MCは特番から引き続き、お笑いコンビ・バナナマンが務める。

　番組の内容にちなみ人生のライバル的な存在だった人物について「私には姉と弟がいて、2人もスポーツや舞踊をやっている。私よりもストイックでアドバイスも厳しいですし、成績も上ですし、そういう意味では兄弟かなと思います」と告白し「でも、それがあったからそこ、今の集中力や仕事に活かせていると思います」と感謝。

　女優業において刺激を受けた人は同じく女優の田中裕子、田中美佐子の名前を挙げ「私がお芝居を変えたら、必ずそれに反応してくださる方々で、相手の反応を大事にしてくれる。すばらしかったです」と過去の共演を振り返った。

　また、人生のターニングポイントになった人物は香川照之だそうで「私が映画デビューした作品『トウキョウソナタ』で香川さんが主演を務めていて、その時に『太鳳が女優として生きていくなら、これだけ多くのスタッフさんが居ることを忘れないでね。感謝だけは忘れちゃだめだ』と教えていただきました。それを実行したのが『龍馬伝』。その言葉があったからそこ、今の自分があるなと感じています」と伝えた。