お笑い芸人の宮川大輔、和牛の水田信二と川西賢志郎、デニスの植野行雄が30日、千葉・イオンモール幕張新都心で行われた『全国防災キャラバン』概要発表記者会見に出席。ボーイスカウトの経験で得たことや家庭でできる簡易タンカの作り方を伝えた。

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　「全国防災キャラバン」は全国のボーイスカウト連盟協力のもと、未来を担う小学生と保護者を対象に、万が一の有事の際に役立つ「防災」の知識やスキルを得てもらう目的で実施されている。

　ボーイスカウト経験がある宮川は活動について「土曜と日曜日はキャンプ…、ま、キャンプですね。キャンプから色んなことを教わった。バーベキュー的なものではなくて、隊長からビショビショな薪3本とマッチ1本を渡されて、『お湯を沸かしてみろ。これで火がつかなければ、きょうは火はないぞ』と。訓練ですね」とキャンプの思い出を振り返りつつ「自然災害が起きても『何かできるのではないか？』という知識を得た」と伝えた。

　この日は、お笑いコンビ・南海キャンディーズのしずちゃん、和牛、デニスの植野行雄も登場し、家庭にある物干し竿と薄い毛布2枚を使って緊急時における簡易タンカ作りに挑戦。ボーイスカウトから作り方を教わり、しずちゃんを乗せたが、竿が折れてしまうハプニングが発生し会場は笑いに包まれた。

　これには宮川も笑ってしまったが「わざと、わざと」と、ボーイスカウトとともに竿がなくてもタンカは作れると説明。毛布を広げしずちゃんを乗せた状態で、両端を真ん中に向かって丸める方法でタンカを作り見事、持ち上げた。宮川は「大きめのバスタオルや布でもいい。できるだけ厚いほうがいい」と呼びかけた。