人気漫画『SLAM DUNK』（スラムダンク）の新装再編版完結となる第15〜20巻（9月1日発売）の書影が28日、初公開された。インターハイに挑む湘北高校の激闘が収録されている。

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　「新装再編集版」は単行本と別バージョンとなるもので、6月1日より4ヶ月連続で刊行しており、物語の節目ごとに巻立てを全20巻に再構成。各巻のタイトルも「湘北 vs 翔陽」など収録内容がひと目でわかるようになっている。全20巻すべてのカバーは、井上雄彦氏が新たにイラストを描き下ろしで、これまでと違った視点で抽出された、登場人物たちの知られざる姿や本編では描かれなかった情景などが満載となる。

　第15〜20巻は【インターハイ編】と題して、湘北が神奈川代表として臨むインターハイでの戦いを全て収録。全国大会の常連校である大阪代表・豊玉に、インターハイ3連覇中の絶対王者・秋田の山王工業。全国の強豪校との激戦を通して、桜木、赤木、流川、宮城、三井たち湘北メンバーが見せる成長、チームに起きる変化…。クライマックスまでの“最高の一瞬”が見れる。

　初公開された表紙は、全国大会の大舞台＝インターハイに乗り込んだ湘北チームの気合、これまでの土台を作り上げてきた3年生たちの信念と誇り、宮城リョータの密かな覚悟、絶対王者・山王工業の「スーパーエース」沢北と激しく争う桜木に流川が登場し、圧倒的なカバーに仕上がっている。また、全20巻の購入者には、全巻購入特典として、応募者全員を対象にした本企画のために製作される縦59センチ×横84センチの「県大会“決戦前夜”特大ポスター」がプレゼントされる。

　スラムダンクは、『週刊少年ジャンプ』で1990年42号から1996年27号まで連載していたバスケットボール漫画。湘北高校バスケ部に入部したバスケ初心者の主人公・桜木花道が、チームメイトの流川楓との衝突や強豪校との試合の中で才能を急速に開花させていく姿が描かれた。国内におけるシリーズ累計発行部数は1億2000万部を突破している。