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又吉直樹、長編小説3作目は新聞連載 作家専業説を笑顔で一蹴「何とかお笑いと両方…」

 お笑いコンビ・ピース又吉直樹が、9月3日から毎日新聞の夕刊で連載小説『人間』をスタートさせることを受け7日、同社内で会見を行った。自身初となる新聞での小説連載に「毎日新聞の夕刊で自分の3作目となる小説を書かせていただくことになりました。今まさに書いている途中なので、自分でも全貌をハッキリとつかもうとしている最中でございます」と率直な思いを打ち明けた。

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 芥川賞を受賞したデビュー作『火花』、続く『劇場』も高評価を得た又吉の注目の新作。自身が敬愛する太宰治の没後70年にあたる今年、『人間失格』を彷彿(ほうふつ)とさせるタイトルで挑む意欲作は、東京で漫画家の夢に破れた男が、かつて同世代の仲間たちと過ごした日々を振り返るところから物語が展開する。

 完成作を一挙に披露するという形ではなく、毎日こま切れに掲載されていく新聞小説へのチャレンジにも「(翌日に読んでもらうように)毎回何か見せ場をっていう風にやっていくと、どうしてもリズムみたいなものをつかみにくくなっていくんじゃないかと思って、最初は意識せず、まとまって書いたものを1回1回区切って、そこで調整できたらいいなと思っています」と淡々。

 今回の新聞小説の決め手は「新聞小説って自分が小説を書く上で一番恐ろしいというか、経験もないので、まったくわからないというのも魅力的だと思いました」と説明。「新聞の連載という形で小説を読んだことはないのですが、夏目漱石の『それから』を読んだ時に(新聞での連載は)どうやって区切っていたのかわからないですけど、違和感なく普通の長編小説として読めたので、全体のイメージとしては新聞だからという意識はせず、書きたいことを書きたい、風景みたいなものを書けたらと思っています」と言葉に力を込めた。

 現時点では全体の3分の1程度を書き進めているという又吉だが、連載を続けるにあたっての芸人業への影響を心配されるも「きょうも、一応ルミネtheよしもと(のステージに)に3回ほど立って、途中で紳士服の『AOKI』で紳士服と革靴を買ってここに来ました。そうすることで、何とかお笑いと両方…」とにっこり。「作家活動に専念することはない?」と確認されると「そうですね。9月にはコントライブも控えているので、体調を気にするよりは常に稼働して頑張っていこうかなと思っています」と意気込んだ。

 会見にはそのほか、毎日新聞東京本社学芸部長の勝田友巳氏、同社の出版図書第一編集長代理の梅山景央氏も出席。勝田氏から「新聞小説というのは新聞にとってひとつの顔、中面からそこから読むような小説を書いていただきたい。又吉さんにとっても新たな代表作となれば…」と期待を寄せられた又吉は「漫才もコントもそうですけど、書く前に自分の好きなものを作りたいと思って、自分の中でも代表作というか重要な作品になるものをと思っています。全部出し切れたら」と思いを新たにしていた。



関連写真

  • 毎日新聞の夕刊で連載小説『人間』をスタートさせる又吉直樹 (C)ORICON NewS inc.
  • 毎日新聞の夕刊で連載小説『人間』をスタートさせる又吉直樹 (C)ORICON NewS inc.

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