女優の武田梨奈（27）が25日にMBSで放送のドキュメンタリーを紹介する番組『ドキュメンタリープラス』でナビゲーターを務める。武田は「すごく緊張」と話すが「いろんなものを見て感じたものを、みなさんに伝えていけたら」と意気込んだ。

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　ドキュメンタリーが少なくなって久しいがMBSは自社製作の『映像’18』（毎月最終日曜　深0：50）のほか、『JNNドキュメンタリー ザ・フォーカス』（毎月第3日曜　前5：00）を放送している。

　今回、新たにスタートする『ドキュメンタリープラス』では、JNN各局が製作したドキュメンタリーの中から芸術祭などで賞を受賞したものをピックアップ。ナビゲーターが現地へ行き、担当ディレクターやプロデューサー、ときには取材対象者にもあらためて取材し、制作時の話を交えて番組を紹介する“制作者の顔が見える”ドキュメンタリー番組となる。

　ローカル放送前提の“作品”と放送エリア外の“視聴者”を繋ぐナビゲーターを務めるのが武田だ。担当者の「ドキュメンタリーを若い人にも見てもらいたい」という思いで起用された。25日の初回は北海道放送制作で昨年5月26日に放送された『ラップで廃校阻止！ 北星余市高・生徒会長の激闘486日』を紹介する。第42回JNNネットワーク協議会の協議会賞を受賞した作品だ。生徒数の減少で廃校の危機に瀕した北星余市高校の生徒会長でラップで人気者だった「ビアン」こと小林毘鞍さん。さまざまな危機的状況を乗り越え、ビアンさんが卒業式で高校生活最後のラップを披露するまでを追った。

　撮影終了後、武田は「正直、すごく緊張するなと思いました。こういうタイプのナビゲーターはしたことがないですし。自分で、どういうふうに表現できるかなというプレッシャーはありました」と正直に語る。それでも「いろいろな方が、すごく優しく迎え入れてくれた。本当に身近な距離でいろんな話をしてくださった。聞きたいことが、どんどん出てきて楽しかったです。もっと知りたいなと思いました」と充実感たっぷり。

　「まだまだ自分の知らない世界はたくさんある。自分が今、これを知りたいとか、現状はどうなっているんだろうと興味の沸くテーマもある。そういうのも追えたら。いろんなものを見て感じたものを、みなさんに伝えていけたら」と意気込みも語ってくれた。

　『ドキュメンタリープラス』の初回は25日（深0：59）に放送される。8月以降も不定期で放送される予定。

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