人気アイドルグループ・乃木坂46の佐藤楓の初冠番組『乃木坂46佐藤楓の世界バドミントンが46倍楽しくなるTV』が27日（後11：00〜深0：00）、CS「テレ朝チャンネル1」で放送される。佐藤は、中学・高校と6年間、バドミントン部に所属し、高校3年生の最後の県大会団体戦では「ベスト8」の実績を持つ。そんな佐藤が、乃木坂46の仲間、向井葉月とともに、「バドミントンの魅力」を体感し、視聴者に伝えて行く。

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　佐藤は「いろんなところで『バドミントンが大好き』って言っていて、ずっとバドミントンの仕事がしたいなって思っていました。“いつかかなえたい”目標リストの1つが『バドミントン関連のお仕事をする！』だったんですが、そんな中、今回、このような番組のお話をいただいて、ものすごくビックリしました!!　あまりにうれしかったので、すぐお母さんに連絡しちゃいました。『もう目標が1つかなっちゃったよ！』って（笑）」と、ウキウキ。

　番組では、2008年「オグシオペア」で北京五輪5位に入賞した潮田玲子がスペシャルコーチとして出演。バドミントンのルールや歴史はもとより、日本代表選手のパーソナルな情報など、さまざまなジャンルから出題されるクイズコーナーでは、2人合わせて正解率が「合格ライン」に届かなかった場合は、潮田が「現役時代に一番やりたくなかった」という罰ゲームを連帯責任（2人）で受けることに。「サーブを制するものは、ゲームを制す」と、潮田がその重要性を熱く語るサーブ（ロング・ショート）のほか、ヘアピン・スマッシュなど、超一流選手の「奥義」も教わる。

　最後は、乃木坂46の2人に「ハンデ」をつけた「2対1の変則マッチ」にガチ挑戦。「1点も取らせない」という、潮田から果たして「1点」を奪えるのか？　また、「1点」をもぎ取って、バドミントンをしている者なら誰もが憧れる「ごほうび」をゲットできるのか？　思わず、潮田も赤面してしまう「禁断の話題」も飛び出す女子トークコーナーも織り交ぜ、構成された60分番組となっている。収録後、佐藤と向井に感想を聞いた。

――収録はいかがでしたか？

【佐藤】バドミントンをやっていた学生時代の自分にとっては、雲の上のような存在の潮田さんとお会いできたのが、もう…感動でした!!　最初に収録した女子会トークコーナー（※潮田とオグシオペアの秘話や、これまでの苦労話、賞金の使い道など、ざっくばらんにトークするコーナー）ではまだフワフワしていて、実感が沸かなかったのですが、体育館に移動してウェアに着がえてラケットを持ったら、「うおぉぉぉ…！　これは夢なのか!?」と（笑）。

　あと、2人でだけで進行する番組は、初めてで、2人で場をもたせなきゃいけないということが不安でした。でも、クイズに関しては予習もしてきて、勉強していたところが出たので「よっしゃ！」って感じでしたね（笑）。

【向井】とても楽しかったです！　バドミントンをやっていたのが小学生の時の2年間だったので、あまり知識もない中だったのですが、今回の収録を通していろんなことが勉強できて、できるスポーツが１つ増えました！　潮田さんとは、初めてお会いしたのですが、“オグシオ”ペアの時からずっと見ていた選手が目の前にいるなんて…。しかも、（潮田の）スマッシュも受けられたし、すごい経験をさせていただきました。

――改めて感じたバドミントンの魅力は？

【佐藤】最近は、ユーバー杯（女子団体戦）の中継をテレビで録画して観たり、以前は、日本ユニシスの試合を観戦に行って、高橋礼華選手のプレーを見て感動したり…。バドミントンって、体力も使うけど、頭も使う…すごく深く考えることが多くて。とても大変な競技なのですが、その分すごくやりがいのあるところが魅力ですね。

【向井】今回、ルールや技の多さに初めて触れて、想像以上に大変な競技だなって感じた反面、深く知らない状態でも打ち合っているだけでもしっかりと楽しめるっていうのはバドミントンならではの魅力だなって改めて感じることができました。

【佐藤】ぜひ、この番組を通して、バドミントン初心者の方から、トップレベルのプレーを吸収したいという方までその魅力を感じていただき、世界の超一流の選手たちが繰り広げる戦いをテレビで観ていただけたらと思います。日本選手の皆さん、メダル目指して頑張ってください。応援しています！

　日本のバドミントン界は、今年5月末にタイ・バンコクで開催された『バドミントン国別対抗戦2018　トマス杯（男子）／ユーバー杯（女子）』で、女子が地元タイを破り、37年ぶりの優勝。男子は惜しくも、中国に敗れ、準優勝に終わったが、4年ぶり2度目の歓喜まであと1勝と迫った。男女シングルス・ダブルスともに、現在の世界ランキングは、トップ10に入るランカーが何人もそろい、来たる7月30日に開幕する『世界バドミントン選手権』にもメダルラッシュの期待がかかっている。