アニメ『エヴァンゲリオン』から生まれた新幹線『500 TYPE EVA』が、TBSで放送中のアニメ『新幹線変形ロボ シンカリオン』（毎週土曜 前7：00）の第31話（8月11日放送）でシンカリオンに変形することが2日、発表された。運転士は『エヴァンゲリオン』の主人公である碇シンジで、声は緒方恵美が担当する。

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　『新幹線変形ロボ シンカリオン』と『エヴァンゲリオン』のコラボ、シンジ役のオファーについて緒方は「ゲームコラボは数あれど、アニメがコラボする時代になったんだなあと！　一報が流れた時にはまだ（シンジ役の）オファーをいただけていなかったので、違う方になるのかなと思ったんですけど、忘れたころにいただけてうれしかったです（笑）。『これでエヴァ（500系）に乗れるんだ！」と笑顔。

　『シンカリオン』の世界にいる「碇シンジ」を演じた感想は「台本に描かれているシンジが、いつもよりお兄さんな感じでしたので少し大人にしたつもりだったんですが、音響監督の三間さんに『ハヤトより頼りなく聞こえるのでもっとしっかり』『ふわっと笑わず、ニヒルに』と言われてしまい…（笑）。『あんまりしっかりしてないキャラなんです…』と申告し、作品に合わせて間をとらせていただきました」と告白。「おかげで普段よりはパキパキ喋る、『しっかりシンジ』になれた…かな？ …と、思います…たぶん（笑）」とコメントした。

　さらに「エヴァのおかげで、シンカリオンの仲間（？）に加えていただけて、とてもうれしいです。初号機とはまた違う、『ロボット』という感じのエヴァが観られます。激レア！（笑）ぜひお見逃しなく」とファンへ呼びかけた。

　エヴァンゲリオン新幹線「500 TYPE EVA」は、2015年にJR西日本山陽新幹線の全線開業40周年と、『エヴァンゲリオン』のテレビ放送開始20周年を記念した車両（今年5月13日に運行終了）。5月5日に放送された第17話では、『500 TYPE EVA』が登場し、『エヴァンゲリオン』をオマージュしたシーンや、同作の主題歌である「残酷な天使のテーゼ」やBGMが流れるなど、ファンから大きな反響があった。