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【3年C組】1期ラストの合格者は4人 放送していない大阪からも

 テレビ東京で生放送されている『青春高校3年C組』(月〜金 後5:30〜5:55※関東ローカル)。「理想のクラスってなんだろう?」「カワイイとかカッコいいだけじゃない」、いろんな個性がつまったクラスを、秋元康氏とテレビ東京が1年かけて作るバラエティー。第11週(6月11日〜15日)は最後の入学希望者7人が登場。合格した前川歌音さん(17)、奥村力さん(19)、ボールドウィン零さん(16)、補欠合格した別所匠さん(20)の4人を紹介する。

テレビ東京『青春高校3年C組』第11週(入学試験第9週)で合格した4人(左から)別所匠(補欠)、ボールドウィン零、前川歌音、奥村力(C)ORICON NewS inc.

テレビ東京『青春高校3年C組』第11週(入学試験第9週)で合格した4人(左から)別所匠(補欠)、ボールドウィン零、前川歌音、奥村力(C)ORICON NewS inc.

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 見た目はヤンキーぽいが、皆の話をちゃんと拾って笑いに変えるのが抜群にうまかった奥村さん。餃子店でアルバイトをしながら歌手を目指している。応募時の動画でも歌った宇多田ヒカルの「First Love」が十八番。

 「テレビ番組に出たら夢に一歩でも近づけるかな、というのと、全日制の高校を中退して、通信制を卒業したので、クラスメイトっていいな、楽しそうだな、って思いました。身の回りにいないタイプの人たちが集まっていたので、自分が加わったらどうなるのかな、というのも知りたくて応募しました。これから、誰よりも明るく、誰よりも元気よく、皆と楽しいクラスを作っていきたいです」

 零さんは、カナダ人タレントのロバート・ボールドウィンの娘。日本人の母親とのハーフだが、英語の「born(to be born=生まれる)」と「bone(骨)」を混同するほど、英語が苦手。もともと本人もタレント志望で、5月の最終週に初めて番組のことを知り、「急いで応募しました」(6月1日が最終受付)。

 カラオケで「Let It Go」を歌う時は、エルサになりきって「オラフを作って、髪をほどいて、いい感じのタイミングでドア開けて、『♪少しも寒くないわ』でドアをバン!と閉めていなくなる(部屋の外に出る)」ところまで再現するのがお約束。今、通っている高校(定時制)では、歌いながら教室に入って、クラスメイトをドン引きさせたことがあるほど、テンションが高い。「自分が楽しく過ごせる場所がほしくて、番組を見て、ここだ、と思いました。入学希望者として1週間過ごして、本当に楽しくて、弾けたことをしても大丈夫な場所でした。『青春高校』があると思ったら、学校もバイトも頑張れました。これからも遠慮せず、行きたいと思います」。

 前川さんは大阪在住。番組は大阪では放送されていないため(ネットでは見られる)、「(動画ソーシャルアプリ)Tik Tokの通知の中に『#青春高校3年C組』があって、そこから番組の存在を知って応募しました」。単身上京し、ホテルに滞在して1週間通った。「学校にテレビに出るから1週間、休むことを先生に言いに行ったら、先生方は皆、番組のことを知らないので反対する先生もいれば、なんだかよくわからないけど応援してくれた先生もいました(笑)」とぶっちゃけた。

 前川さんは中学・高校と女子校に通っており、「通っている学校もすごく楽しいんですけど、共学の気分を味わいたくて。同じ年代の男の人と話すこともなかったので苦手意識もあったんですが、一つでも経験になればいいなと思っています。ずっと共学もしんどそうなので、たまに共学というのが楽しそう。どんどん積極的にしゃべっていきたいです」。

 そして、補欠合格となった別所さんは、応募時の動画で「この時代に素人がメインの番組はとても貴重で長続きさせるべきだけど、(今の『青春高校』は)生徒同士のなれ合いがひどくて生ぬるいんでそれを大きく変えたくて。真剣にくだらないことをしたい」とアピールしていたことや、アンチツイートが取り沙汰され、ヒールキャラで行くのかと思いきや、実は誰よりも番組に熱い思いを抱いていた「ただ、ただいいヤツ」(奥村)。

 「ヒールキャラじゃないけど、そういう役回りも必要かなって思いながら、でも人を傷つけるようなことはしたくないし…。思いっきりできなくて、憂鬱でした」と打ち明ける。日に日におとなしくなっていると言われたが、表現したい自分と本当の自分の折り合いがつかず、「一人でいられなくて、毎晩、友達の家に転がり込んで、気を紛らせていた」そう。

 子どもの頃から『笑点』(日本テレビ系)が好きで、「バラエティー番組ばかり見ていました。中学生くらいから、番組でこういうことをしたらもっと面白いんじゃないか、こういうことをすればいいのに、って考えていて。いまのテレビには昭和の笑いというか、植木等さんみたいに破天荒な笑いで人々の心を和ませる一服の清涼剤のような存在が必要だな、若者がもっとテレビを見たくなるような番組を作ってほしいなと思っていて。思っているだけじゃなくて、『青春高校』に参加すれば、素人の僕にも何かできることがあるんじゃないかな、って思っていました」。

 テレビ出演の裏で人知れず悩んでいたようだが、一緒に出演していたほかの入学希望者たちは、別所さんの責任感が強くて、誰にでも親切で気遣える人だということはわかっていたみたい。男子校出身の別所さんは「高校生活はめちゃめちゃ楽しかったんですけど、大事な時期に女子と関わってこなかったので、楽しみ。周りに心配りして、頼られる存在になりたいです」と、意気込みを新たにしていた。

 18日からは入学試験はしばらく休止して、合格者たちだけで生放送していく。「ネットもテレ東」「TVer」「Paravi」などネットでも配信も行っている。

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  • テレビ東京『青春高校3年C組』第11週(入学試験第9週)で合格した4人(左から)別所匠(補欠)、ボールドウィン零、前川歌音、奥村力(C)ORICON NewS inc.
  • テレビ東京『青春高校3年C組』第11週(入学試験第9週)で合格した奥村力 (C)ORICON NewS inc.
  • テレビ東京『青春高校3年C組』第11週(入学試験第9週)で合格したボールドウィン零 (C)ORICON NewS inc.
  • テレビ東京『青春高校3年C組』第11週(入学試験第9週)で合格した前川歌音 (C)ORICON NewS inc.
  • テレビ東京『青春高校3年C組』第11週(入学試験第9週)で合格(補欠)した別所匠 (C)ORICON NewS inc.

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