お笑いコンビ・ココリコの田中直樹が12日、都内で開催された映画『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー　en（アン） film（フィルム）』（8月4日公開）の製作発表会見に出席した。

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　ドラマや映画の主演俳優としても活躍する田中だが、本作ではゲストキャストとして、謎の名探偵エルロック・ショルメ役を演じる。イケメン名探偵と紹介され、「なかなかその…、イケメンの役をいただくことがほぼほぼないので」と恐縮。レギュラーキャストや監督から「イケメンですよ」「とくにかくかっこよかった」と絶賛の声を浴びると、まんざらでもないような、いたたまれないような、複雑な表情を浮かべていた。

　会見には、田中のほかに、テレビ朝日系で放送中の『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』（毎週日曜　前9：30）にレギュラー出演する、伊藤あさひ（夜野魁利／ルパンレッド）、結木滉星（朝加慶一郎／パトレン1号）、濱正悟（宵町透真／ルパンブルー）、横山涼（陽川咲也／パトレン2号）、工藤遥（早見初美花／ルパンイエロー）、奥山かずさ（明神つかさ／パトレン3号）、そして先日、出演が発表されたばかりの元木聖也（高尾ノエル／ルパンエックス・パトレンエックス）、杉原輝昭監督が勢ぞろいした。

　恐縮する田中を最初にいじったのは、モーニング娘。出身の工藤。ネガティブ発言をする田中に対し、食い気味に「イケメンですよ」と口をはさむも、「ちょっと、半笑いじゃないですか〜」とかえって田中をへこませていた。

　奥山も「明神つかさはアクションシーンで蹴りが多い子なので、今回タイキック（を披露することが）あるかな？と思って、密かに練習してたんですけど…」と話題にすると、田中は「僕自身タイキックは年末だけと決めていますので…」と交わして笑いを誘っていた。

　共演シーンが多かった結木は「フレンドリーに接してくださって、楽しい思い出ばかり。勉強させていただきましたし、プライベートはさておき、イケメンっぷりがすごかったです」とコメントし、すかさず田中は「プライベートはさておきってどういうことですか？」と切り返したが、「いや、プライベートはよく知らないので」という素直すぎる理由に、田中もにっこり。

　共演シーンが比較的少なかったという伊藤も「テレビで見ている印象と同じやさしい方だと思いました。撮影が終わった後の打ち上げの場でも、『ルパパト』だけでなくスーパー戦隊シリーズ全体への熱い思いを語ってくださって、キャスト陣みんなで感動したことが印象深いです」と尊敬の眼差しを向けていた。

　杉原監督も「とにかく、田中さんがかっこいいです」と太鼓判。「本当ですか？」とまだ安心できない田中に、監督は「皆さんがお望みのタイキックが出るか出ないかはわかりませんが、とにかくかっこいい田中さんが観られると思います」と話していた。

　自身が子どもの頃、『秘密戦隊ゴレンジャー』（シリーズ第1作、1975年〜77年）に夢中になり、『炎神戦隊ゴーオンジャー』（第32作、2008年〜09年）あたりから子どもと一緒に「スーパー戦隊シリーズ」に慣れ親しんできたという田中。「まさか参加させてもらえるとは思ってなかったので、喜びが大きくて、現場でも浮ついていたと思う。夢のような現場でした。出演が発表されてから、子どもを含めて周りからは『最終的にタイキックでやられるんでしょう』って言われるんですが、どうなるか楽しみにしていただけたら」とアピールしていた。

　同映画は、『劇場版　仮面ライダービルド　Be The One（ビー・ザ・ワン）』と同時上映される。

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