• ORICON MUSIC(オリコンミュージック)
  • ドラマ&映画(by オリコンニュース)
  • アニメ&ゲーム(by オリコンニュース)
  • eltha(エルザ by オリコンニュース)
ORICON NEWS

平田雄也、シリーズ初“兄弟ウルトラマン”への覚悟「新しいもの見せたい」

 「元号のニュースを見ていた時に『平成も30年で終わりか…あれ、ちょっと待てよ。ということは、今回が平成最後のウルトラマンだ』って思い直して、そこから自覚が芽生えたというか、ちょうど節目にもなるので、頑張らないといけないなとより気が引き締まりました」。目を輝かせながらこう語るのは、最新シリーズ『ウルトラマンR/B(ルーブ)』(7月7日スタート、毎週土曜 前9:00 テレビ東京系)で、主人公の湊カツミを演じる平田雄也(24)。兄弟がそれぞれウルトラマンに変身するというシリーズ史上初の試みに挑戦している同作にかける思いに迫った。

平田雄也 (C)ORICON NewS inc.

平田雄也 (C)ORICON NewS inc.

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


■ウルトラマン抜てきに驚き 子どもたちの“憧れ”を実感した瞬間

 今作の主人公で兄の湊カツミ(平田)と弟のイサミ(小池亮介)は、女子高生の妹(其原有沙)とセレクトショップを経営する父(山崎銀之丞)との4人暮らし。2人はある日、ルーブジャイロとルーブクリスタルを手に入れ、兄は火のエレメントを宿したウルトラマンロッソ、弟は水のエレメントを宿したウルトラマンブルに変身する。兄弟は時にぶつかりあいながらも強大な敵に立ち向かう。

 抜てきを知った時、喜びよりも驚きの方が大きかったという。「まさか、あのウルトラマンに自分がなるんですかと思いました。ウルトラマンといえば、知らない方がほぼいらっしゃらないくらい本当に歴史が深くて、『パシフィックリム』の監督さんも『ウルトラマンが大好きだ』とおっしゃっていたり、海外にもファンの方も多い中で、自分がその歴史に名を刻ませていただけるというのが最初は信じられなくて、本当に自分でいいのかっていうのがまずありました」。

 内容的にも“新しいウルトラマン像”が求められる。「歴史が深くて、本当に何年も積み重ねたものなので、バトンの重みはすごくありますが、その中で本当に新鮮な感じのウルトラマンで勝負するというのは正直プレッシャーもあります。ですが、同時にすごくやりがいもありますし、新しいものを見せてやるんだという気持ちにもなっています。ちょっと今までにないタイプのウルトラマンになっていますので、放送が始まってから視聴者の方が、どんな風に受け取ってくださるのだろうというのは、今からとても楽しみです」。

 子どもたちの憧れの存在に自分がなる…私生活でも、その重みを実感した瞬間があった。「この前、家族で高尾山に行ったんですけど、その時にあの遠足をしているお子さんがたくさんいらっしゃって、一番先頭に立っていた男の子がウルトラマンの大ファンだったみたいなんです。その男の子が、登山をしながらひとりの女の子に永遠とウルトラマンの話をしていて…たまたま横にいた時に、その話が聞こえてきたんですけど、本当にウルトラマンが好きなんだなっていうのが伝わってきて、心の中で「本当にありがたいな」と思いながら、改めて頑張らなきゃなと感じましたね」。

■撮影で実感した「ウルトラマン」の大変さ 小さい頃の夢はシャ乱Q

 実際に撮影を始めてみて「ウルトラマンになる」ことの難しさを実感した。「撮影が始まったら、そこには急に何十メートルもの怪獣が出てきて、それに向かって自分が倒すんだっていう気持ちを作って、実際に倒していくんだと頭の中で想像はしているんですけど、どこか想像しきれていない部分もありました。監督さんは長年やってらっしゃる方で『実際に獣が出てきたら、もっと慌てるでしょ。周りの市民の方々をもっとすごい勢いで逃さなきゃ、たくさんの人が危険な目にあうんだよ』とかを丁寧に教えてくださるので、日々発見があります。もちろん、つらいシーンもたくさんあるとは思うんですけど、撮影現場では楽しい雰囲気でやれたらなという風に考えています。みなさんが全力で熱意と愛情を持ってウルトラマンというものに接してくださっているので、それに応えるためにも現場の雰囲気は大事にしていきたいです」。

 その言葉通り、撮影現場での弟役の小池との様子を聞くと「撮影中はかなり話していますね。シーン内でどういう気持ちで言っているかの方向性を合わせるために意思疎通はけっこうしているんですけど、あとはその話がひと通り終わっちゃうと、2人でいろんなキャラクターや人の物まねをやったりしています」とにっこり。幼少期から野球少年としてボールを追いかけ、中学時代には全国選抜大会に出場した経験も持つスポーツマンだが、人前に立って何かを表現したいという思いも胸の内に持ち続けていた。

 「小さい頃、実はシャ乱Qになりたかったんです。3歳の誕生日の時点で、シャ乱Qのビデオを母に頼んでいたらしいんです。シャ乱Qさんがシャネルか何かの赤いシャツを着てライブをやっていたんですけど『あれがほしい』と言っていたらしくて(笑)。それで似ているシャツを買ってもらって、それを着て、テーブルの上で歌を歌っていたらしいです」。

 これからは、いろんな可能性を試してみたいと言葉に力を込める。「軸はもちろん俳優としてやらせていただいているお仕事を継続するということですが、それと並行してバラエティーもめちゃくちゃ好きなんです。けっこう今はいろんな仕事をさせていただいているので、自分もどこが一番向いているのかっていうのは未知数なので、欲張りなんですけど、今はいただいたお仕事の全部を全力でやらせていただきたいなと思っています」。七夕からスタートするウルトラマンの新シリーズで、どのような姿を見せてくれるのか今から楽しみだ。

YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」

関連写真

  • 平田雄也 (C)ORICON NewS inc.
  • 平田雄也 (C)ORICON NewS inc.

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

 を検索