若手歌舞伎俳優・中村壱太郎が出演する、都営交通と歌舞伎がコラボしたWeb動画『KABUKI UNDERGROUND』が公開中。同動画は、都営交通の情報発信プロジェクト「PROJECT TOEI」の一環であり、壱太郎は歌舞伎の代表的な「獅子物」の舞とともに、浅草線20年ぶりの新車、新型車両「5500形」をアピールしている。
浅草線沿線の東銀座は、歌舞伎座に直結。壱太郎は今回のコラボのオファーを受け「ご縁を感じ大変うれしく思う」と語った。真夜中の車庫に、壱太郎扮する獅子が登場し、歌舞伎の舞を華やかに演じる。劇中では、獅子物最大の見どころ「毛振り」も披露。壱太郎も「歌舞伎の隈取りの化粧をイメージした新車両と、勇壮な獅子の気振りとのコラボレーションは迫力満点です」とコメントを寄せている。
新型車両「5500形」は、“日本らしさとスピード感が伝わる車両”をコンセプトに、6月30日より運転開始。昨年12月に「都営フェスタ2017 in 浅草線」ですでにお披露目はされており、試運転や調整を重ね、ついにデビューすることとなった。
外観は、歌舞伎座や明治座など浅草線沿線とゆかりのある、歌舞伎の隈取りをイメージしたデザイン。内装には、和紙や寄せ小紋、江戸切子などの柄と、沿線由来のイラストをちりばめている。現在風のアレンジでスタイリッシュさも加え、外国人利用者にも“日本らしさ”を感じ取ってもらえる空間となっている。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
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2018/05/24