俳優の吉田鋼太郎(59)が14日、東京・日生劇場で行われた舞台『シラノ・ド・ベルジュラック』公開ゲネプロ前の囲み取材に出席。近衛騎士であるシラノ・ド・ベルジュラックを演じ、劇中では百人斬りの大立ち回りに挑戦。開幕を直前に控え、約1ヶ月のけいこを終えた吉田は「獅子奮迅しております。疲労はしてるけど、いいものが出来上がっていく前向きな疲労です」と充実感たっぷりの表情を浮かべた。
「ほぼ出てないシーンがない」というほど出ずっぱりの吉田。「しんどいといってもなんとかなる。千秋楽を終えたら入院かもしれません」とジョークを交えつつ「100人を斬る手を覚えるのに1ヶ月掛かりました。ただ、百人斬りで高揚したテンションで最後まで乗り切っていける。その効果はすごい」と、白い歯をみせた。
けいこ場から熱演ぶりに共演の黒木瞳は「全部がすごい。どんどん上に行かれるので、追いつけるよう頑張っております」と羨望の眼差しを向け、大野拓朗も「すごいですよ、めちゃくちゃカッコいい! 尊敬という言葉しか思い浮かばない」と感嘆の声を漏らしていた。
1897年の初演以来、誰もが持つ美しい秘めたる想いの物語として最も人気の高いフランスの傑作戯曲として知られる同作。剣豪にして詩人、権力に背を向ける熱血漢であるが、自身の醜さを恥じ、愛を告げられないシラノ、非の打ち所がないほどの麗しい才女ながらも愛の詩に酔いしれ、盲目的な愛に突き進むロクサーヌ、その姿はさわやかで美しくも、あふれる愛を言葉にできないクリスチャンの行く末を描く。あす15日から30日まで同所で、6月8日から10日まで兵庫県立芸術文化センターで上演される。
囲み取材にはそのほか、白洲迅、六角精児が出席。全員が劇中衣装で登場し、長さ約10センチの“付け鼻”が特徴的な吉田は「非常に快適です。皆さんにも付けてもらいたいくらい」と笑っていた。
「ほぼ出てないシーンがない」というほど出ずっぱりの吉田。「しんどいといってもなんとかなる。千秋楽を終えたら入院かもしれません」とジョークを交えつつ「100人を斬る手を覚えるのに1ヶ月掛かりました。ただ、百人斬りで高揚したテンションで最後まで乗り切っていける。その効果はすごい」と、白い歯をみせた。
けいこ場から熱演ぶりに共演の黒木瞳は「全部がすごい。どんどん上に行かれるので、追いつけるよう頑張っております」と羨望の眼差しを向け、大野拓朗も「すごいですよ、めちゃくちゃカッコいい! 尊敬という言葉しか思い浮かばない」と感嘆の声を漏らしていた。
1897年の初演以来、誰もが持つ美しい秘めたる想いの物語として最も人気の高いフランスの傑作戯曲として知られる同作。剣豪にして詩人、権力に背を向ける熱血漢であるが、自身の醜さを恥じ、愛を告げられないシラノ、非の打ち所がないほどの麗しい才女ながらも愛の詩に酔いしれ、盲目的な愛に突き進むロクサーヌ、その姿はさわやかで美しくも、あふれる愛を言葉にできないクリスチャンの行く末を描く。あす15日から30日まで同所で、6月8日から10日まで兵庫県立芸術文化センターで上演される。
囲み取材にはそのほか、白洲迅、六角精児が出席。全員が劇中衣装で登場し、長さ約10センチの“付け鼻”が特徴的な吉田は「非常に快適です。皆さんにも付けてもらいたいくらい」と笑っていた。
コメントする・見る
2018/05/14