落語家・三遊亭好の助が24日、都内ホテルで『真打昇進披露興行』の記者会見を行った。師匠の三遊亭好楽、父でマジシャンのボナ植木(ナポレオンズ)も同席するなか、「3代目林家九蔵」襲名が取りやめとなり、現在の名前のまま昇進することとなった胸中を明かした。
一部では、真打ちに昇進の好の助が、好楽の前名でもある林家九蔵(くぞう)を3代目として襲名することに対し、2月に入って林家正蔵が異議を唱えたことにより、襲名が取りやめになったと伝えられていた。
17年間、「林家九蔵」として活動していた好楽は、愛着のある前名を継がせようと働きかけたが「海老名のおかみさん(海老名香葉子さん)を3時間口説いたけど、『三遊亭が林家を名乗るのはおかしい』と。もめ事のあった名前は良くないので…。私の勇み足だった」と反省。
今回の騒動で両者に“わだかまり”はないといい、「和気あいあいと。弟のようにかわいがっている(林家)三平くんも(会見後の)パーティーにも来てくれる」と明かし、「全国的に『三遊亭好の助』という名前がワイドショーで扱ってもらったので、これはしてやったりだなと」としたり顔を浮かべた。
その言葉を笑いながら聞いていた好の助は「師匠が九蔵が好きだということも知っていたので(襲名が取りやめになり)“この野郎”と思うこともありましたよ。『マスコミに取り上げてもらっていいじゃないか』と言ってもらうこともあったけど、僕が九蔵を継いでマスコミに取り上げてもらうことは、結果次第でどうにかなることですから」と吐露。「今後、『林家九蔵』を誰も継がなくなるんじゃないかと思うと、それはそれで寂しいものもあります」と心境を打ち明けた。
それでも「林家九蔵は、将来的に師匠にもう一回名乗って頂いて…」とジョークを交えつつ「結果的に見ればこれだけ集まってもらえるとは思わなかった。マスコミの力はすごいんだなと」と、大勢の報道陣を眺めながら最後には笑顔を浮かべていた。
「真打昇進披露興行」は、5月1日の両国寄席を皮切りに行われる。好の助は「にぎやかな噺が好き。みんながニコニコ帰ってもらえればいい。あいつの芸は地味と言われるかもしれないけど、心の豊かさを提供できれば」と意気込んでいた。
一部では、真打ちに昇進の好の助が、好楽の前名でもある林家九蔵(くぞう)を3代目として襲名することに対し、2月に入って林家正蔵が異議を唱えたことにより、襲名が取りやめになったと伝えられていた。
17年間、「林家九蔵」として活動していた好楽は、愛着のある前名を継がせようと働きかけたが「海老名のおかみさん(海老名香葉子さん)を3時間口説いたけど、『三遊亭が林家を名乗るのはおかしい』と。もめ事のあった名前は良くないので…。私の勇み足だった」と反省。
今回の騒動で両者に“わだかまり”はないといい、「和気あいあいと。弟のようにかわいがっている(林家)三平くんも(会見後の)パーティーにも来てくれる」と明かし、「全国的に『三遊亭好の助』という名前がワイドショーで扱ってもらったので、これはしてやったりだなと」としたり顔を浮かべた。
その言葉を笑いながら聞いていた好の助は「師匠が九蔵が好きだということも知っていたので(襲名が取りやめになり)“この野郎”と思うこともありましたよ。『マスコミに取り上げてもらっていいじゃないか』と言ってもらうこともあったけど、僕が九蔵を継いでマスコミに取り上げてもらうことは、結果次第でどうにかなることですから」と吐露。「今後、『林家九蔵』を誰も継がなくなるんじゃないかと思うと、それはそれで寂しいものもあります」と心境を打ち明けた。
それでも「林家九蔵は、将来的に師匠にもう一回名乗って頂いて…」とジョークを交えつつ「結果的に見ればこれだけ集まってもらえるとは思わなかった。マスコミの力はすごいんだなと」と、大勢の報道陣を眺めながら最後には笑顔を浮かべていた。
「真打昇進披露興行」は、5月1日の両国寄席を皮切りに行われる。好の助は「にぎやかな噺が好き。みんながニコニコ帰ってもらえればいい。あいつの芸は地味と言われるかもしれないけど、心の豊かさを提供できれば」と意気込んでいた。
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2018/04/24